プラスチック使用量と温室効果ガス発生量を削減。海洋プラスチックゴミを増させない選択肢として
海洋プラスティック問題については過去にOcean+αでも何度か取り上げてきたが、海岸でのゴミ拾いなどさまざまな活動が拡がってきている。
関連記事:
9/19(土)開催WORLD CLEANUP DAYから海洋ゴミ問題を考えよう
ゴミ拾いだけで終わらない!回収したプラスティックの再利用も
広がるビーチ清掃装置市場。Kenneth Researchが今後の動向を分析
沖縄県・恩納村でダイバーと漁師述べ1000人以上が海中清掃を実施
しかし、ゴミ拾いが必要ない状況を作り出すことがより良い解決策。
そんな状況を作り出せる可能性を秘めた、パッケージを「毎月変わる、100種以上のおやつ」を販売している株式会社スナックミーが発表した。
従来のプラスチック容器からトウモロコシ由来のでんぷんを使用した新容器に変更へ
スナックミーは食品ブランドができる環境配慮の取り組みとして、温室効果ガスやプラスチックごみ削減として、パッケージを変更。 これまでも、「プラ容器をもっと削減できないか」というユーザーの声もあり、食品の保存性と環境対応を両立できる方法を模索してきた。そして今回、トウモロコシ由来のでんぷんを主原料とするトレーを品質保持のためのガスバリア性のある素材で包装することにより、プラ削減を可能にした。
これにより、プラスチック使用量を40%以上、容器燃料時のCO2排出量を従来の容器と比べ50%以上削減した。
<容器変更の詳しい経緯や詳細にについて>
https://snaq.me/news/eco_friendly_packaging/
スナックミーの社会への約束
今後もスナックミーは「新しいおやつ体験を創造し、おやつの時間の価値を高める」をミッションに、社会への約束として下記に取り組んでいく。
・素材へのこだわり(人工甘味料や着色料などは使わず、素材を活かしたおやつを提供)
・生産者様への応援(全国のおやつ職人や生産者の方を応援し、地域活性化への貢献)
・食糧問題への取組(サブスクリプションの仕組みで、フードロスを極限までゼロに)
→廃棄寸前となった高品質のアーモンドを使用した商品『アップクランチナッツ』を販売
・透明性(お客様とオープンで透明性の高いコミュニケーションを創出)
2020年11月より順次切り替えを実施し、同年12月には全量が切り替わる予定となる。
おやつの時間を楽しむ際、選択肢として考えてみたくなる素敵な取り組み。
是非、普段からおやつの時間を設けている人もそうじゃない人もチェックしてみよう。