パプアニューギニア・アロタウ 写真家・岡田裕介撮り下ろしレポート(第6回)

迫力と生命力に満ちた、パプアニューギニアのサンゴ

前回滞在したキンベ湾では、悪天候で見ることができなかったパプアニューギニアのサンゴ。

パプアニューギニアのサンゴ(撮影:岡田裕介)

タワリリゾートからボートで20分、コーラルガーデンのサンゴ礁は想像以上に凄かった。
1本1本が太くて、長いエダサンゴは水面に向かって力強く存在感を示し、迫力満点の密集度。

パプアニューギニアのサンゴ(撮影:岡田裕介)

パプアニューギニアのサンゴは水温が30度になっても白化する事はほとんどなく、白化しても1、2年ですぐに復活するとのこと。
耐性が出来ているのではないかと言っていたワインディのガイド、恵子さんの言葉を思い出しました。

パプアニューギニアのサンゴ(撮影:岡田裕介)

そして水面から顔を出すとすぐ近くの陸地は、人が足を踏み入れることができないような密度の濃いジャングルが広がっているのです。

このジャングルがあってのこのサンゴ。
陸の豊かさが海中にも影響を与えるという当たり前の事を実感。

パプアニューギニアのサンゴ(撮影:岡田裕介)

何度も言っていますが、ここパプアニューギニアの海中は生物の生きるエネルギーに溢れています。
その象徴がこのポイントのサンゴ礁。

ここを潜っているだけで自分もパワーをもらって元気一杯になれる、そんな場所でした。
ぜひ、味わってもらいたいです。

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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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