パプアニューギニア・アロタウ 写真家・岡田裕介撮り下ろしレポート(第8回)

木漏れ日が美しいダイビングポイント「Deacon’s Reef」

木漏れ日が美しいダイビングポイント「Deacon’s Reef(ディーコンズ・リーフ)」

ここで撮れた美しい写真を何度も目にしていたので、わくわくしながら向かいました。

パプアニューギニアの木漏れ日の海(撮影:岡田裕介)

この木漏れ日は水深が3m~5mほどの切り立った岩のドロップ沿いに地上からの木が張り出していて、その木々の間を光が差し込むことによって生まれる光線。

この水中でしか見る事のできない、独特の美しい光を見上げながら、水中の世界ってやっぱりいいな~とうっとり。
改めてダイビングの素晴らしさを教えてもらいました。

パプアニューギニアの木漏れ日の海(撮影:岡田裕介)

お茶目なボートクルーがシュノーケリングで登場

この日は残念なことにバチャバチャ波があったのですが、べた凪の水面でこの光を見たらもっと凄いんでしょうね。

また、ここのダイビングポイントは、木々の密集している所は光が届かず真っ暗になっているので、明暗がばしっと分かれたコントラストの高い写真を撮る事が出来ます。

パプアニューギニアの木漏れ日の海(撮影:岡田裕介)

ガイドのアルベルト

連載の第6回目でご紹介したサンゴの美しい『コーラルガーデン』はこのポイントのすぐ近くなので、1本目にここで潜り、2本目にサンゴの『コーラルガーデン』、そして3本目にまたこのポイントを潜れば太陽の位置が変わっているので1本目とは違った光線を楽しめると思います。

また事前にガイドさんに頼んでおけば、喜んでモデル役を引き受けてくれますよ!

パプアニューギニアの木漏れ日の海(撮影:岡田裕介)
\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
  • facebook
  • twitter
  • Instagram
FOLLOW