パプアニューギニアの野外温泉は、エメラルドグリーンの美しさ
今回はパプアニューギニアの滞在最終日に行ったHotspring(温泉)のお話です。
窒素抜きの最終日はダイビングはせず、数あるアクティビティの中からファーガソン島のデイデイ温泉(Deidei Hotspring)を選び、行ってみました。
片道約4時間、決して近くはありませんが、普段ダイビングでも使用している大型船で陸沿いに進むので、揺れも少なく快適に向かうことができました。
道中何度も現れたイルカが船首で泳いだり、船が通った後に出来る波で波乗りをして遊んだりしている姿、海沿いの村や時折小舟に乗って現れる漁師さんの様子などを眺めながら、比較的ゆっくりとした様子で船は進みます。
夜明けと共に出発するので、午前中の早い時間には近くの村に到着し、そこからは地主のおじさんの案内で小舟に乗り換えて5分ほど行き、船着き場からはさらに20分ほどでデイデイ温泉(deidei Hotspring)に到着しました。
そこは熱湯がフツフツと泉から吹き出し、その脇に溜まったお湯がエメラルドグリーンに似た美しい色に輝く、美しくも、なかなかスリリングな場所。
活動している地球のエネルギーを感じることが出来ました。
天気も良く太陽もガンガンに照りつけるのにプラスして、地面からの熱と風向きによって襲ってくる熱湯の湯気にさらされる天然のサウナみたいな場所でした。
最後に向かった風が吹き抜ける木陰の川の水に、熱湯が混じり合いちょうど気持ちいい温度になった場所でした。
足湯は最高だったな。
また、このアクティビティには、案内してくれる地元のおじさんの家で休憩する時間があります。
高床式住居での生活や海上にあるトイレを体験したり、庭の木に実ったフルーツを食べさせてもらえたり、近所の住民と触れ合えたりと、リゾートに滞在しているだけでは味わえないローカルなパプアニューギニアの人々の暮らしを感じる貴重な時間を過ごす事ができますよ。