海を愛する方の安全祈念と復興への思いを絵にこめて
3.11東日本大震災。
ボランティア活動に従事する、海を愛する方の安全を祈念して。
この素敵な絵は、絵本、壁画、漫画などなど、多方面で活躍する作家の高岡洋介さんによるものです。
「私は潜ることはできませんが、ダイバーたちが遺体捜索などをする姿を見て、その大変さや思いを肌で感じました。彼らが少しでも安全に活動ができるよう、祈るような気持ちで描きました」
高岡さんは、震災直後からボランティア活動に従事し、「絵で何かお手伝いができないか」と相馬市でコンテナに絵を書いたところ、それを見た人が涙を流して感動。
それがきっかけとなり、宮城県南三陸町で復興支援活動に尽力する、一般社団法人震災復興支援協会「つながり」の運営する、長須賀つながりビーチのコンテナ全面に、つながりスタッフ&ボランティアの方々と一緒に、復興祈願の絵『南三陸の天使』を描きあげました。
「微力ですが、これからも絵を通じて、何かお役に立てればと思っています」