私が考える、心地よく生きることと、海や自然を守ることへの関係性
みなさん、こんにちは。
Well-being&Happinessライターの小笠原愛です。
先日書いた記事を読んで、いろいろな方からエールをいただき、改めて、たくさんの方に支えらえているんだなと実感できました。
ありがとうございました。
前回に続き、「Well-being&Happiness」がテーマになった原点について書かせていただきます。
うつ病になった原因
自然が壊れていくことに対する自分の無力感
前回の記事で10代のころにうつ病になったことを書いたのですが、その原因、実は環境問題に悩んだことでした。
大好きな海や自然が壊れていくことを目の前に、胸が痛み、自分ができることの小ささに落胆する日々。
そんなある日、雑誌で地球の未来を予測する記事を読んでいると、地球の未来への恐怖がピークに到達。
今まで感じたことのない恐怖に襲われ、一気に血の気が引いていきました。
それがうつの始まりでした。
それからは環境問題の話題に触れるだけで症状が悪化してしまうため、環境問題に関することは、見ることも聞くこともできなくなってしまいました。
そんな状況で自分がやりたいことができない。
とてももどかしく、情けない気持ちでいっぱいでしたが、その当時は「触れない、考えない」ことでしか、自分を守ることができませんでした。
安心感と幸せを
与え続けてくれる自然に恩返しを
何年か経ち、症状も落ち着き始めたころ、ずっと憧れだった海外生活をするために、ワーキングホリデーでオーストラリア、そしてハワイ島でロングステイの生活を送ることになりました。
朝起きては、ビーチにイルカがきていないかをチェックしに行って泳いだり、庭に生えている木からフルーツをとって食べたり……。
自然と人間の距離が近い暮らしはとても心地が良く、私に安心感と幸せを与えてくれました。
すると再びこんな気持ちが芽生えてきました。
「いつも与えて続けてくれる地球のためになにか恩返ししたい!」
しかし、これを実現するには、うつの根本的解決が優先でした。
そこで、カウンセリングを受け、物事への考え方や捉え方、自分自身を大切にする方法などを自分でも学び、1年ほどかけて、徐々に健康なココロを取り戻していきました。
「今ここ」を生きることの大切さ
カウンセリングを学んだ中で、私にとって一番大切な教え。
それは、まだ起こってもいない「未来」や、すでに起こってしまった「過去」に思いを巡らせて不安を感じるのではなく、いつどんな時も「今ここ」を生きること。
それからというもの、気持ちが弱っている時には「今ここ」を生き、自分自身で緩和する方法を日々の生活に取り入れています。
ココロが健康になるにつれて、私はこんなことを思い始めていました。
「環境をよくするには、まずは「人」のココロとカラダの健康が大切」
ココロが健康でなければ、他の誰かのこと、ましてや海や自然環境のことまで考える余裕なんてない。
これは、私の経験を通して言えることです。
だから私は1人でも多くの人に「Well-being&Happiness」=「心地よく生きる」ということの大切さを伝えていきたいのです。
その先は、きっと「海や自然、他者を大切にする気持ち」につながっていると信じて……。
Well-being&Happiness〜心地よく過ごす毎日と、海のつながり〜(連載トップページへ)
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