Well-being&Happiness〜心地よく過ごす毎日と、海のつながり〜(第4回)

視点を変えるだけで新しい世界が見えてくる!360度の海の魅力発見チャレンジ Part1

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こんにちは。Well-being&Happiness ライターの小笠原愛です。
前回までは、ライターとして私が伝えたいことを書いてきましたが、今回からは本題に入り、さまざまな角度から海の魅力をお伝えしていきたいと思います。

というのも、「海」と一言で言っても、ダイビングのように水中世界を楽しんだり、サーフィンのように海の海面で波に乗って遊んだり、クルージングで大海原の潮風を感じたりと、たくさんの海の楽しみ方があり、それぞれ魅力があります。

せっかく大好きな海を1つの角度からではなく、いろいろな角度から楽しみたい!
ということで、新しいことが大好きな私はこの「オーシャナ」の中で、ダイビング以外の部分から海の魅力をお伝えするという、新しいチャレンジをしていきたいと思います。

広い海を自由に散歩!
スタンドアップパドルの魅力

今回は、奄美大島のゼログラヴィティで海水面を散歩できるスタンドアップパドル(Stand Up Paddle)、通称SUP(サップ)にチャレンジしてきました。

自分のバランスと漕ぐ力を使って、海の上をゆったりと満喫する、人気急上昇中のマリンアクティビティ。
海に親しみのある方はもちろん、海遊びに縁のない方も気軽にチャレンジできると思います。

サンゴが広がる奄美大島・瀬戸内清水の青い海

サンゴが広がる奄美大島・瀬戸内清水の青い海

性別・年齢を問わずに簡単に楽しめることや、お子さんや、わんちゃんを自分のボードに一緒に乗せて、家族で楽しむことができるのも人気の理由の1つ。

SUPボード、パドル、足首とボードをつなぐリーシュコード、ライフジャケットの4点を装着すれば準備完了。
サーフボードより一回り大きい、浮力のあるボードの上に立ち、レクチャーを受けたら海の散歩へ出発します。

この身軽な装備だけで、泳いで行くには不安であろう沖のほうまで、スイスイと簡単に進めてしまうところがSUPの最大の魅力。

目の前に見える緑豊かな加計呂麻島

目の前に見える緑豊かな加計呂麻島

とにかく海との距離が近いので、ちょっと休みたいときには、ボードの上に腰掛け、足だけポチャンと海の中に入れて海を感じたり、ボードの上でゴロンと寝転がって耳元に聞こえる波の音を聞きながら空を見上げて休んだり、水に入らずとも海と一体になれる感覚を味わえます。

もちろんもっと海と一体になりたい人は、落ちてもOK(笑)。
ライフジャケットと、浮力のあるボードがあるので、泳げない人でも安心です。

SUP初挑戦でも簡単

SUP初挑戦でも簡単

ボードの上に立ち上がると、視野がグッと広がり、清水の海に広がるサンゴや色とりどりの魚を目下に眺めることができ、まるで海の上を飛んでいるよう。

思い思いのスタイルで海の真ん中を満喫

思い思いのスタイルで海の真ん中を満喫

上級者になってくると、波が立つ場所でSUPのまま波に乗り、サーフィンなんてこともできるそう。

そして、最近ではバランスをとるために体幹が鍛えられることで、エクササイズとしての需要も高まってきていて、SUPの上で行うヨガ、SUPヨガのイベントなども各地で開催されています。

SUPヨガにチャレンジ

SUPヨガにチャレンジ

以前お話しした通り、私はダイビングでパニックになってしまい、それ以来ダイビングをやめてしまいました。
そのときは、海の楽しみ方が減ってしまったなぁと思っていたけれど、むしろそのお陰でフリーダイビングなどに出会えたり、他の海のアクティビティに目が向けられるようになりました。

一見「最悪なこと」と思えるような出来事が起きたとき、なかなかポジティブに物事を考えられなかったりするけれど、時間が経って、いろいろな考え方に触れ、海の魅力をさまざまな角度から伝えたいと思えたのも、きっとパニックの経験があるから。

何かができなくなったとしても、自分が置かれた環境の中で、自分ができることに精一杯向き合って楽しんでいる間に、新しい気づきを得て、次のステップに進めのだと思います。

まずは、自分の心が動くことに素直になって、思い切り楽しむこと。
そのためには、いつでも自分の感覚を研ぎ澄ませておくことも必要だと思います。

これからも私の心が動いたものにチャレンジして、360度、ぐるっと海の魅力をお伝えしていきます!

(撮影/関戸紀倫)

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PROFILE
BSACスキンダイビングインストラクター。元No.1六本木ホステス。
ハワイ島に長期滞在を繰り返し、野生のイルカと日常的に泳ぐ生活を体験。
自然・動物と共生して暮らす美しい世界に魅せられたハワイ島ラバー。

永続可能な暮らしをデザインするパーマカルチャーを学び、持続可能な地球を実現するため自分ができる発信・活動を行う。地球環境を良くしていくには、人の心がハッピーになることや消費する暮らしを変えていくことが必要だと考え、自然と人をつなぐ体験プログラムを行う「ちきゅうの学校」プロジェクトを立ち上げ、活動している。

パニックになり辞めていたスクーバダイビングは2019年9月、13年越しにリベンジダイビングに成功、新たな一歩を踏み出した。フリーダイビングはトレーニング中。

夢は“世界中の人々とつながり、支え合い、調和のとれた地球を未来へつなぐこと”。

※ライター/スキンダイビングインストラクター/アースメディエイター/地球ワクワク探検隊

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