【ボートエントリー編】トラブル対処ワンポイント・アドバイス15~19
ボートエントリー
15. 船酔いでぐったり
精神的な要素も大きく、緊張していると酔いやすくなってしまうものです。
また、近くばかりを見ていると酔いやすいので、なるべく遠くを見て、景色を楽しみながらポイントまで向かいましょう。
16. エントリーがうまくいかない
▶バックロールエントリー:回転しすぎると、うまく浮き上がれずもがいてしまう原因になります。イメージとしては“バックロール”ではなく、“バックフォール”。回転するのではなく、ヘリからお尻を海側へずらしていって、タンクの重みで背中から落ちるようなイメージです。
また、バックロールエントリーでありがちなのが、タンクの上部に後頭部を打ち付けてしまうことです。これはBCがゆるいのが原因と考えられるので、しっかり締めてエントリーしましょう。
▶ジャイアントストライドエントリー:つんのめってしまうのを避けるためには、視界を真正面に向けて、歩く延長のように大きく足を一歩踏み出すのがポイントです。イメージは“前を向いて大きく一歩”。
17. エントリーしたら器材が外れた
マスクやレギュレーターはエントリーの衝撃で、外れてしまいがちです。しっかり押さえながらエントリーしましょう。
タンクが外れてしまったら、BCに給気して水面でセッティングし直しましょう。
また、ゲージをボートのへりに引っ掛けてしまうケースも見られます。ホース類は必ず抱えてエントリーを。
18. バルブを開け忘れた
近くにバディがいるなら、開けてもらうのがベストです。
まわりに誰もいなかったら、自分の左手でタンクの底を持ち上げて、右手でバルブを回して開けます。
くれぐれもエントリー前には、バルブを開けたかどうかチェックを忘れずに。
19. ウエイトをつけ忘れた
船上のスタッフに声をかけて取ってもらい、講習時に習ったウエイト脱着を行いましょう。ベルトを持った手を腰に当てて、クルリと回転しながらベルトを巻きつけます。
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