【潜降編】トラブル対処ワンポイント・アドバイス20~23
潜降
20. なかなか沈めない
まずは、ウエイトが足りているか確認しましょう。安易に足しすぎてオーバーウエイトにならないよう、適正ウエイトに調整することが大前提です。
そして、最大のポイントは、落ち着いて呼吸をコントロールするすること。大きく息を吸い込んだら、ゆっくりと息を吐き出していきます。8割吐き出したところで息を止め、苦しくなったらひと呼吸し、また息を止めます。
ある程度沈めば、あとはどんどん沈んでいきます。
耳ぬきに問題がなければ、ジャンピングフィートファーストもおすすめです。水面に向かってフィンキックし、体が水面より浮いたら気をつけの姿勢をとります。勢いがつくことで、スムーズに潜降しやすくなります。
21. お尻から落下してジタバタ
体勢を立て直すために、無理に体を起こそうとすると無駄な体力を消耗するはめに。お尻から落ちてしまったら、そのまま横回転し、正しい潜降姿勢へと移行しましょう。
そもそもお尻から沈んでしまうのは、潜降姿勢が悪いのが原因です。
タンクを背中に乗せるイメージで、前傾姿勢をとります。首を前に折り、潜降地点に目線を向けながら、この基本姿勢を保って沈んでいきます。
22. 急スピードで墜落!?
オーバーウエイトが原因です。適正ウエイトを再チェックしましょう。
しばらく沈んでからは、フィンでスピードを調整しながら、BCに給気します。
23. 耳ぬきがうまくできない
焦れば焦るほど、うまくいかなくなる耳ぬき。耳管は緊張すると開きにくくなるため、まずは落ち着きましょう。
水深を浅くしてこまめに耳ぬきしたり、抜けにくい耳を上にしてトライを。
また、花粉症などのアレルギー性鼻炎を背景に、耳ぬきがうまくいかないケースもあります。痛みを我慢して無理に続けると耳を痛める原因になるので、耳鼻科で医師に相談しましょう。
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