むらいさち&おっちゃん、ぶらり奄美大島“新発見”の旅2017(第4回)

むらいさちも絶賛! 新発見のダイビングポイントは「キイロサンゴハゼパラダイス」(KSP)

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サンゴとキイロサンゴハゼに癒される

おっちゃんは新しいポイントを積極的に開拓しているので、まだ誰も潜っていないところに行くこともしばしば。
よって、ゼログラヴィティでしか潜っていないダイビングポイントがあります。

そもそも、なぜこのポイントを発見したのかおっちゃんに聞いてみると、ビーチエントリーができる、新しい場所を発見するために海岸沿いを車で走りながら探していたとのこと。たまたま入れそうな地形を見つけて潜ってみたところ、「え? なにここ。すごすぎじゃない?」 となり、ゼログラヴィティでは、積極的にお客さんに紹介するようになりました。

そんな、秘蔵のポイントにむらいさちさんが初めて潜ってみることに。
早速エントリー!

潜ってすぐに広がる一面のサンゴ。
透明度が若干悪かったものの、そのおかげで靄がかかったような幻想的な雰囲気に。

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サンゴという同じくくりでも、先日リサーチで潜ったポイント(第3回記事)の、光が当たってキラキラしているサンゴとはまったく異なった印象でした。
どちらにもそれぞれの良さがあり、同じだけ癒されます。

ここのサンゴはとても細くて繊細。
少しでも力がかかってしまうとポキっと折れてしまいそうで、むらいさんもいつも以上に慎重に撮っていました。

慎重にサンゴを撮るむらいさん

慎重にサンゴを撮るむらいさん

サンゴを楽しんだあとは、キイロサンゴハゼがたくさんいるという場所へ。

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私も初めて見ましたが、か、かわいい!
本当にたくさんいる…!

おっちゃんいわく、「以前に比べると数が少し減ったなあ」とのこと。
それでもたくさんのキイロサンゴハゼが、1つの塊のエダサンゴの上でちょこちょこ動いていて、たまに追いかけっこをしていたり。
サンゴの片側に人がくると、一斉に反対側に逃げ、逃げた方にも人がくると、今度は真ん中の方でおろおろ…。
見ていてなんとも微笑ましく、きゅんきゅんしてしまいます。

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ワイドでも撮影。
ハゼがワイドで絵になるシーンはなかなかないのでは!

潜り終わった後、むらいさんにお話を聞きました。

最初の一面サンゴのところはすごいね。

数年前に大きい台風でサンゴがほとんどやられちゃったから、またこんなに生息しているのを見ると嬉しくなる。キイロサンゴハゼは想像以上にいてびっくりしたし、ついている環境にもびっくりした。普通はサンゴが少ない環境につかないから。

エントリーからすぐの、一面にサンゴがあるところにいたほうが逃げやすいしね。
なのに数が多いからか全然警戒心がないし。
サンゴもきれいな色だったし、絵になってよかったなー。

なによりもかわいくて、1ダイブずっと見ていたいくらいだった!
むしろ1日見てても飽きないかも。(笑)

キイロサンゴハゼ、だいぶお気に入りだったよう。
確かにこれはかわいい!
このダイビングポイントは、むらいさちさんも大絶賛のポイントでした。

新ポイント名は
キイロサンゴハゼパラダイス

ちなみに、つい最近ここのポイント名が決まったそうで、その名は……

「キイロサンゴハゼパラダイス! (略して「KSP」)」

そのまんま! という気持ちは一旦置いておいて(笑)。
干潮時は浅くなってしまい潜りづらくなってしまうので、満潮時がオススメのポイント。
とても癒されるのでぜひリクエストしてみてください!

■supported by「ゼログラヴィティ(ZERO GRAVITY)

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奄美大島の南部に位置する「ゼログラヴィティ」。
大島海峡を望む清水(せいすい)ヴィラは、宿泊施設とプールを併設。
創業者の「障がい者と健常者が共に安心・安全に暮らせる社会を応援したい」という思いから、施設は完全バリアフリーとなっていて、車イスの方も安心してマリンアクテビティを楽しむことができる。

おっちゃん

ゼログラヴィティでガイドをしているおっちゃんこと、山下豊さんはイントラ歴12年。5年ガイドしてきた沖縄を離れて、今年から奄美大島に。フットワークの軽さと、お客さまが楽しめる海をという思いから、片道2時間の運転もものともせず、南部だけではなく北部まで足を伸ばすこともしばしば。誰も潜ったことないポイントも積極的に潜り、奄美の新しい魅力を開拓している。

鹿児島県大島郡瀬戸内町清水122番地
■ゼログラヴィティ TEL(代表):0997-76-3901
■清水ヴィラ TEL:0997-76-3901
E-mail:zero1@zerogravity.jp
http://zerogravity.jp/scubadiving.php

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PROFILE
1989年生まれ。
専門学校を卒業後、歯科衛生士として歯科医院に務める。
多忙な日々を送る中で、ハマったダイビングとカメラと旅行。
オーシャナとの出会いで一念発起し、歯科医院を辞めカメラマンを目指すために東京から伊豆へ移住。
昼はダイビングサービスを手伝い、夜はアルバイトをしながら1年間で450本潜っていたが、耳の問題でドクターストップがかかり東京に戻ることに。
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