突撃インタビュー!越智隆治写真展「TAHI LANU MOANA〜青色の海〜」、ルミックス銀座東京で1月29日まで開催中

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こんにちは!
オーシャナ編集長の山本です。

今日は、銀座で開催されている水中カメラマン越智さんの写真展に営業部のすいかちゃんとやってきました。
ということで、今、写真展会場を出てきたテンションそのままに原稿を書いています。

突撃インタビューしてきましたので、ぜひぜひチェックしてくださいねー!
写真展の会場内は、写真撮影OK。
なので、会場の様子も写真と合わせてお伝えします!

「ルミックス銀座東京」到着
さっそく越智さん発見!

会場は、ここ。
「LUMIX GINZA TOKYO(ルミックス銀座東京)」。

2001_ochi_TAHILANUMOANA14

看板が目印です。
2階のギャラリーフロアへ続く階段を登ると・・・

いました、越智さん!

やぁ

やぁ

まずは、トンガで撮影された、ザトウクジラの写真が出迎えてくれました。

2001_ochi_TAHILANUMOANA11

続いて、他のディスティネーションで取られた作品も並びます。

2001_ochi_TAHILANUMOANA08 2001_ochi_TAHILANUMOANA09

落ち着いた暗めの照明の中、美しい写真に浸ることができる、贅沢な空間♪

トンガのザトウクジラを中心に
2019年に撮影された写真作品たち

2004年から、南太平洋・トンガでザトウクジラの撮影を続けている越智さん。
今や世界の中でも指折りのホエールスイムポイントですが、いち早くチャーターベースでツアーを開催した、先駆者的存在です。

トンガの海域には、7〜10月にかけて、数百等のザトウクジラたちがやってきます。
出産、子育て、交尾など、様々なシーンを目の当たりにすることができます。
(もちろん、遭遇できるかは、海況やクジラの様子次第!)

今回の写真展では、2019年にLUMIXの機材を使用して撮影された24点の写真が展示されています。
トンガで撮影されたザトウクジラの写真のほか、国内外で撮影(しかし、国内は1点!)された写真も並んでいました。

写真展会場にいる越智さんに
突撃インタビュー!

写真展を拝見したあと、在廊されていた越智さんに思いつくまま突撃インタビューしちゃいました!笑

2001_ochi_TAHILANUMOANA02

山本

写真展、素敵です!
クジラ好きにはたまりません。
私が個人的にグッと来たのは、この写真。
どれくらい寄られてるんですか?

ザトウクジラの親子

ザトウクジラの親子

越智

・・・この写真は、これくらいかな。笑

すいかちゃんがザトウクジラと思ってください。笑

すいかちゃんがザトウクジラと思ってください。笑

山本

近っ!!
ここまで寄るには、やっぱりアプローチの仕方が大切になってきますよね。

越智

そうだね。
少しずつ距離を詰めて行って、こちらが危害を与えない存在だよっていうのを認識してもらう感じかな。
この子クジラなんかは、これくらい。

近っ!!!

近っ!!!

山本

あと、全ての写真に撮影機材と撮影データが記載されていて・・・、これって、すごくないですか!?

越智

正直、恥ずかしいよね。
裸を見られている気分。笑

山本

なかなか見られない情報ですよね。
水中写真を撮影されている方には、たまらないと思います!

越智

自分でも、こんな設定で撮ってたんだなって驚くこともあるよ。

山本

さて、メインで使われているこの3枚綴りの写真、今までの越智さんの作品とは、ちょっと違うトーンに感じるのですが。
アーティスティックと言いますか……

これ!

これ!

越智

これは、3頭違う個体のザトウクジラなんだ。

こういうシンメトリーの写真って、撮影できるチャンスも少ないんだよね。水中でザトウクジラがじっと止まって、こちらを気にしてないなっていう時しか撮れない。
でも、こういう静的なアートっぽい写真はどんどん撮影していきたくて

山本

これまで、越智さんのザトウクジラの写真は、青い海で動きのあるものを目にする機会が多かったように思います。
こういうスタティックな表現も今後、増やされるんですか?

越智

青い海で動いているザトウクジラの写真も撮るけど、普通の「海の写真」じゃないものを撮りたいっていう思いがあるんだよね。
これは、ザトウクジラの彫刻みたいな美しさを表現してみた。

山本

絵画のような印象を受けました。
これから、越智さんがどういう写真を撮影されていくか、ますます楽しみです!

「TAHI LANU MOANA〜青色の海〜」
ギャラリーツアーの予定をお知らせ!

というわけで、一時間ほど越智さんと語らう贅沢な時間をいただきました。
越智さんは、いつも在廊しているワケではないので、会えたらラッキー!?
会うことができたら、写真展に関するあれこれ、ぜひ聞いてみてくださいね。

また、ギャラリーツアーも下記の日程で予定されています。

●1/18(土)14:00~
●1/25(土)14:00~

ぜひ、足を運んで、越智さんの生の声を聞いてみてはいかがでしょうか?

越智隆治写真展
「TAHI LANU MOANA〜青色の海〜」

●期間:2020/1/7(火)~ 1/29(水)
●場所:「LUMIX GINZA TOKYO(ルミックス銀座東京)」
▶︎LUMIX GINZA TOKYO
●住所:東京都中央区銀座5丁目1-8 銀座MSビル 2階「ギャラリー」
●開館時間:11:00~19:00
●休館日:月曜日・年末年始
●入場料:無料
●TEL:03-6264-5160

Profile
越智 隆治

越智隆治カメラマン

慶応大学文学部人間関係学科卒業。産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリアでのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。ダイビング経験本数6500本以上。

■越智カメラマンの美しい写真が映えるPDFマガジンはこちら

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writer
PROFILE
1984年生まれのイルカ・クジラ好き編集者。高校2年生でダイバーデビュー。

ダイビング誌や主婦誌の編集部、雑誌&書籍を手がける編集プロダクションなどを経て、WEBメディア編集へ。オーシャナ元編集長。

現在は、WEB編集を中心に、書籍・パンフレット編集、イベント・商品企画など、多方面で活動中。

ファンダイビング中に手軽にゴミが拾えるメッシュバッグ・オーシャンバッグプロジェクト進行中。ダイビングプラットフォーム・Scuba Monsters準備中。
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