【連載】ダイバー必見!2023年、全国各地のガイドたちが薦める海はここだ!(第1回)

【高知県・柏島】ダイバー必見!2023年冬、全国各地のガイドたちが薦める海はここだ! 連載No.1

この記事は約2分で読めます。

「あの海、今年はどんな感じかなぁ…」、「冬はどこに行こうかなぁ…」と考えているダイバーの皆さまへ、全国各地のガイドたちが今シーズンの現地の海情報を提供!

今回は、高知県幡多郡にダイビングショップを構える、「柏島ダイビングサービスSEAZOO」の代表・目黒次生(めぐろつぐお)氏(以下、目黒氏)にお話を伺った。

編集部

おすすめの海を教えていただけますか?

目黒氏

柏島エリアの「後浜(うしろのはま)」 、一切エリアの「民家下(みんかした)」、 安満地エリアの「勤崎(つとめざき)」です!

柏島のイチオシポイント「後浜」

柏島のイチオシポイント「後浜」

編集部

今の海の様子はいかがでしょうか?

目黒氏

まず、「後浜」は柏島のメインポイントで生物も豊富でシーズン中安定して楽しむことができます。砂地はハゼ天国!ハゼの異種共生も見られます。

仲良く異種共生するヒレナガネジリンボウとヤシャハゼ

仲良く異種共生するヒレナガネジリンボウとヤシャハゼ

次に「民家下」は、毎年ホムラハゼに出会えるポイントで、今年はスズメダイもたくさんいます。

炎のような体色、形状、模様を持つホムラハゼ

炎のような体色、形状、模様を持つホムラハゼ

何とも可愛らしいタンポポスズメダイ

何とも可愛らしいタンポポスズメダイ

ゴージャスな色彩なニシキヤッコ

ゴージャスな色彩なニシキヤッコ

最後に「勤崎」はハゼ、ハナダイ、ピグミーシーホースやボロカサゴなど多種多様な生物に出会えるポイントです。

オレンジの模様が美しい、カタボシニシキベニハゼ

オレンジの模様が美しい、カタボシニシキベニハゼ

編集部

いろんな種類のハゼが見られるんですね!

目黒氏

そうですね。さらに最近はどのポイントでも、柏島にしては珍しい生物にたくさん出会えています。たとえばガルゴビーやモリシタダテハゼ、ホウセキカサゴ、モンツキカエルウオなど。

通称ガルゴビーと呼ばれるホタテツノハゼ

通称ガルゴビーと呼ばれるホタテツノハゼ

動きが少ないので撮影しやすいホウセキカサゴ

動きが少ないので撮影しやすいホウセキカサゴ

背ビレのゴールドのドットがかっこいい、モリシタダテハゼ

背ビレのゴールドのドットがかっこいい、モリシタダテハゼ

編集部

じっくりと水中撮影を楽しみたい海ですね。最近は、どのようなゲストが多いですか?

目黒氏

昨年くらいから、初めて柏島を潜るというゲストさんが増えてきました。また、関東方面からは車で来られる方が増えました。

編集部

初めてのお客様が来てくださるのは嬉しいですね!最後に一言お願いします!

目黒氏

スタッフが4名在籍し、各チームを少数で分けることができるので、お客様の好みに合わせて写真撮影も観察もゆっくりしていただけます。また、エンリッチドエアのタンクもご用意していますので、ご旅行の最終日にはぜひご利用ください。

編集部

目黒さん、ありがとうございました!

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

PROFILE
0歳~22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー(広報室)に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。
  • facebook
  • twitter
  • Instagram
  • youtube
FOLLOW