アイランドサファリロイヤル号で潜る! 赤道直下のモルディブ「ガーフ環礁」(第1回)

ガイドもびっくり! モルディブ「タア環礁」のナイト・ジンベエザメは今年最多の3匹

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2016年2月22日、モルディブ時間の20時、船尾にて集光ライトでプランクトンを集め、海の見張り役をしていたローカルスタッフが「ジンベエ!ジンベエ!ジンベエ!」と連呼した。

現在、アイランドサファリロイヤルのガーフ南下クルージングに乗船し、ガーフ環礁(下記参照)を南下している。

■アイランドサファリロイヤル号の旅
http://www.wtp.co.jp/event/i_safari/index.html

この日停泊していたのは、夜間にジンベエザメが来る可能性のある、ガーフ環礁より北に位置する、タア環礁内のグライドゥ島付近だった。

日中には、サンセットも含め4本のダイビングを終え、身体は疲れていたものの、ジンベエが見られるかもしれないと、心はわくわくしていた。

19時半から、船内にて夕食をとりつつ、「いつジンベエザメが出るか分からないけど、だいたい夜中あたりに出ることが多いです。なので、まあゆっくりご飯でも食べていてください」と説明があった矢先のことだった。

「ジンベエ!ジンベエ!ジンベーイ!!」

中華風に味付けられた肉を口に頬張ったまま、カメラをひっかけ、走ってはいけないと言われた船内を船尾に向かってダッシュ。

しかし、もういなかった……。

どうやらプランクトンを数口吸い込み、泳ぎ去ったようだ。

この日は、他にも船尾にライトを灯している船が少し距離をあけて停泊しており、「ジンベエはそれらの船の間を移動して、あっちでちょこちょこ、こっちでちょこちょこと味見をしてから、留まる船を確定させるんだよ」と、リピーターのゲストが教えてくれた。

アイランドサファリロイヤルのメインガイド的場充弘さんによれば、「近くに停泊している船は日本人の船ではないが、自分とも仲が良いので、もしジンベエがあちらの船に居ついたら無線で知らせてくれる」とのことだった。

その後、15分もしないうちに、またしても「ジンベエ!」というローカルスタッフの興奮した声が響いてきた。

船尾には、4~5m級の小サイズのジンベエがライトに集まったプランクトンを捕食していた。
右に左に移動し、船尾から海に身を乗り出す私たちに「こんばんは」と挨拶して回っているようだった。

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海に入って良いタイミングをうかがっていると、同行している越智カメラマンは早速ラッシュガードに着替え、カメラをもってドーニ(横づけしていたダイビング船)に乗り込んでいた。

遅れまいと続いて水着のまま急いで飛び込んだが、寒いかと予想していた夜の海は、意外なほど寒くなく、生ぬるい感じ。

ライトに照らされたプランクトンを、立て泳ぎになって捕食するジンベエザメはなんだか神々しかった。

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ほどなくして、もう1匹が姿を現した。

でかい!

10m級の成熟した感じのジンベエザメで、コバンザメを身にまとい、ついでにスギまで連れていた。

このあたりは、外洋を回遊しているジンベエもくるとのことで、そういったジンベエザメはコバンザメをたくさんつけているのだとか。

スギとコバンザメを連れていた

スギとコバンザメを連れていた

ジンベエザメがプランクトンの下から離れるときに、一緒に潜って撮影したり、被写体として写ったりしながら、1時間が経過した。

冷えてきたし、そろそろ上がろうかと水中をぼんやり眺めていると、目の前に突如3匹のジンベエザメが現れた。

おおっ、3匹になった!!

気持ちは再燃し、すかさず潜る。

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手が届きそうというより、顔が触れそうな距離まで近寄ってみると、1匹のジンベエには錆びれた太い釣りのフックのようなものが口に引っかかっており、もう1匹のジンベエは、唇(唇なのかは知らないけれど)からコバンザメの頭が垣間見られ、そのコバンザメはジンベエがプランクトンを捕食する時に一緒にはむはむされていた。

あっという間に2時間近くが経過。
もちろんすでにディナータイムは終了していた。

初めてのナイトジンベエに興奮して、夢中でずっと泳ぎ続けてしまった。

ジンベエザメでお腹いっぱいで大満足とはいえ、もっとお肉も食べておけばよかった……。

快適なダイブクルーズでモルディブを潜る!
アイランドサファリロイヤル号の旅
アイランドサファリ
ダイバーが一度は潜りたい、憧れの海・モルディブ。有名な環礁をまたぎながら広い範囲で潜り倒せるのがダイビングサファリの醍醐味だ。サファリボートに乗船して5泊以上すれば、ジンベエザメとの遭遇率は90%。その他、マンタやハンマーヘッドシャークなどの大物にも出会えるだけでなく、穏やかな海況でマクロも堪能できるのが、モルディブのダイブサファリの懐の深さ。
また、サファリボートも年々グレードが上がっており、お部屋にエアコン、トイレシャワーは完備され、快適そのもの。一度、乗船すると何度もリピートしてしまうのが、モルディブダイブサファリなのだ。

★詳しくはこちら
アイランドサファリロイヤル号の旅
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★ガーフ環礁・スペシャルトリップ
北マーレから赤道直下「ガーフ環礁」まで南下するスペシャルクルーズ。
世界最大級の環礁は、ジンベエザメやマンタ、時にはカジキやイルカなど大物遭遇率が高い。

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PROFILE
成蹊大学文学部国際文化学科卒業。
ナレーター、司会、ダイビング・モデルとして、TV、雑誌、モーターショー、トークショーなどで活躍。宝くじのキャンペーンガール「幸運の女神」では、46都道府県を旅する。

2013年からは、大物運・海況運をつかさどる「海の女神」へと転身し、舞台を海に変えてオーシャナの突撃体験レポートを担当。
潜水士資格も取得し、2014年は伊豆大島復興観光大使「ミス椿の女王」として、伊豆大島をはじめとした被災地復興支援活動にも尽力する。

「ダイビングがきっかけで、物の見方も感じ方も生き方も180度変わり、自分の周りまでもキラキラ輝き出したことを実感。 
いろんなことを体験しながら、たくさんの“きっかけ”を届けていきたいです」

【経歴】
・第25期 日本テレビイベントコンパニオン
・第11~12期 スバルスターズ
・第33期 宝くじ「幸運の女神」
・第23代 ミス椿の女王(2014.2~)
・第29代「ミス熱海・桜娘」(2016.1~)