こんなにデカいの!世界最大の魚・ジンベエザメと泳げる5つの海
世界最大の魚、ジンベエザメ。
大きな個体では10mにも及ぶ大きさになり、その大きさの割にはとても穏やかな性格で、とてもファンが多い生きものでもあります。
「ジンベエザメと一度は一緒に泳いでみたい!」「その大きさに圧倒されたい!」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、ジンベエザメと泳げる5つの海をご紹介します。
また、スキューバダイビング経験者(ダイビングのCカード取得者)でないとジンベエザメと泳げないかというと、そんなことはありません。
素潜り(シュノーケリング、スキンダイビング)で泳げる海もあります。
海と現地の環境によって、ジンベエザメとの泳ぎ方はそれぞれですので、以下をどうぞご覧ください。
野生のジンベエザメと泳げる海
世界の海には、ダイビングやシュノーケリングで野生のジンベエザメと泳げる場所があります。今回紹介するのは、「やはり野生の生き物は、自然の状態で出会ってこそ」という方におすすめの海です。それぞれのエリアでルールが定められているので、ルールに従ってジンベエザメとの遭遇を楽しみましょう。
1.メキシコ イスラ・ムへーレス
メキシコのイスラ・ムへーレス(ムヘーレス島)では、野生のジンベエザメと泳ぐことができます。
なんと、その数は300匹!
とんでもない頭数のジンベエザメが生息している海です。
ここではタンクを背負ったスキューバダイビングではなく、素潜りで一緒に泳ぐスタイルになります。
ここでのジンベエザメスイムがおすすめな大きな理由は、透明度の高い海でジンベエザメと長時間一緒に泳げる確率が高いこと。
より長くジンベエザメスイムを楽しみたい方や、しっかりと写真に収めたい方にピッタリです。
現地に行って撮影・執筆したウェブマガジンもアップしてあります。
300匹のジンベエザメが群れる海、メキシコ・ムヘーレス島 | オーシャナ
オーシャナではこのイスラ・ムへーレスの現地のボートをチャーターしてスペシャルトリップを行っています。
現地に行って撮影・執筆したウェブマガジンもアップしてあります。
2.フィリピン セブ島、オスロブ
フィリピン、セブ島の南部の町、オスロブは、ジンベエザメとほぼ確実に会える海として、ダイバーの間で大きく話題になっています。
地元の漁師がオキアミをまいていたら、思いがけずジンベエザメが集まってきて、人気ダイビングポイントとなりました。
ここは、スキューバダイビングで潜るスタイルがメインです。
(素潜りで泳ぐこともできます)
メキシコのイスラ・ムへ―レスと比べれば透明度や一緒に泳げる時間は劣りますが、なにより日本から3泊4日で行ける近さは魅力的。
このオスロブでのジンベエザメを特集したウェブマガジンもアップしていますので、ぜひご覧ください。
3.オーストラリア、ニンガルーリーフ
海洋公園ニンガルー・マリンパークは、北はエクスマウス、南はコーラルベイ一帯のインド洋に位置する、西オーストラリア最大のサンゴ礁。
ここはジンベエザメが一定の間、生活を営んでいる海でもあります。
毎年サンゴの産卵が始まる3月下旬から、プランクトンが豊富にある7月上旬にかけて、ジンベエザメとシュノーケリングで一緒に泳ぐことができます。
4.モルディブ アリ環礁
ダイバーなら一度は潜りに行きたいインド洋のモルディブ。いくつかの環礁から成り立っていますが、その中でもアリ環礁南部には、ジンベエザメがと会える「マーミギリベル」などのダイビングポイントがあります。ここではシュノーケリングがメインですが、運が良ければスキューバで遭遇するチャンスも!
ジンベエザメと会いたいなら、リゾートにステイしてのダイビングより、ダイブクルーズに乗船するほうが遭遇確率も高くなるのでおすすめです。
【モルディブ・クルーズ】ダイバー必見!2023年、世界各国のガイドたちが薦める海はここだ! 連載No.3【モルディブ・クルーズ】ダイバー必見!2023年、世界各国のガイドたちが薦める海はここだ! 連載No.4
5.タイ タオ島
タイ南部にあるタオ島は、大物・魚影・マクロとさまざまな生物に出会える海としてダイバーに人気。ジンベエザメのエサとなるプランクトンが豊富な海なので、タオ島周辺や外海にあるダイビングポイントでは運が良ければジンベエザメと遭遇チャンスあり!
特に「チュンポンピナクル」というポイントでの遭遇率が高く、「セイルロック」ではギンガメアジの群れとジンベエザメが同時に見られることもあります。
ほかにもジンベエザメに遭遇できる海はたくさんありますが、この記事では「ほぼ確実にジンベエザメと出会える海」をご紹介しました。
皆さんも良いジンベエザメスイムを楽しんでください!