明日で大震災から4年 ~ダイバーによる水中からの支援を振り返る~
明日で大震災から4年。
振り返れば、震災後、初めて現地へ訪れたのは2011年6月。
民間ボランディアで水中のご遺体捜索をするグループを取材しつつ、実際に捜索活動に参加しました。
家々は倒壊し、水面も水底も瓦礫だらけ。
ご遺体が眠る海に潜る気持ちは、胸が締め付けられ、何とも言えないものがありました。
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震災後1年間は、皆が“自分に何ができるのか”を自問自答している時期だったように思います。
ダイバーたちによるさまざまな支援やチャリティー活動が行われました。
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それまでの自粛ムードから“前を向こう”という雰囲気を感じたのが1年という節目。
震災後はじめてのワカメの収穫、ファンダイビングの再開など、明るい話題も出てきました。
1年が過ぎ、遺体捜索、瓦礫撤去作業など、“取り戻す”ための活動と同時に、前を向く経済活動も活発化。
オーシャナでも、ファンダイビングで楽しむ、岩手の夏を紹介しました。
秋には、瓦礫だらけだった川に鮭が戻って来る様子を紹介。
希望の象徴的なシーンとなりました。
一方で、まだまだ遺体捜索や瓦礫撤去が続いている現状も。
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震災も2年、3年と時を刻むにつれて、明るい話題が増えていく一方、震災に対する思いが薄れていき……。
まだまだ復興からは程遠い現実もありました。
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「忘れない」という強い決意を感じさせた3年目供養や水中捜索活動。
同時に、ホタテの収穫という明るい話題も。
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そして、明日で4年。
今、東北に来ています。
現地の海から、現状や今こそできることをお伝えしたいと思います。