海×夢プロジェクト“水中カメラマンへの道”(第8回)

活躍するプロカメラマンからのアドバイス

黄金崎のアオリイカ(撮影:菊地聡美)

今年、伊豆半島一大当たりした、黄金崎のアオリイカ

前回の記事ではカメラマンの中村卓哉さんと、越智隆治さんが安良里にいらっしゃった時に、アシスタントにつかせていただいたことを書きました。

■はじめてのカメラマン・アシスタント体験
https://oceana.ne.jp/photo/57808

今回は、その撮影が終わった後の夜、ご飯を食べながら写真を見ていただき、アドバイスしていただいたり、いろいろなお話をしていただいたりしたので、そのことについて書かせていただきます。

まず、中村卓哉さんに写真を見てもらってアドバイスしていただいたことで一番印象に残っているのは、自分で見て感じたことを構図、絞り、シャッタースピード、ライティングなどで表現するということ。

例えば、1匹の犬を例にして、すごくかわいらしい、愛くるしいと感じたなら絞りを開放にして撮ればいいし、ハチ公みたいに寂しそうな感じで見えたなら、後ろ姿を日の丸構図でポツンといる感じで撮ってみたり、はたまた野良犬でゴミを漁って必死に生きているように見えたなら、引きでその環境も写すように絞りで撮ってみる。

構図も、なんとか構図ってたくさんあるけど、そういう風に自分が感じたことを表現するように考えて撮っていくと面白いよ、という話をしていただきました。

それから、越智隆治さんにアドバイスしていただいたことは、せっかく毎日潜れる環境にいるのだから、毎日いるからこそ撮れる写真を狙っていった方がいいということ。

例えば、産卵や捕食シーンなどの生態行動や、面白い瞬間など……。

今の写真はゲストで潜りに来て、ガイドに紹介してもらっても撮れる写真がほとんどだから、そういうのを狙った方がいいというお話をしていただきました。

確かに、私は絞り開放気味の明るい背景ボケボケな感じが好きで、いつも同じ感じの写真ばかり撮っていたので、自分の中でもこれじゃだめだなと思っていたところでした。

こんな感じで絞り開放ぎみの明るい写真ばかり……。

黄金崎のミナミハコフグ(撮影:菊地聡美)

せっかく撮れたヤドカリの捕食は、海藻でストロボがヤドカリにうまく当たらず影になってしまいました。

黄金崎のヤドカリ(撮影:菊地聡美)

それからお二人から言われたことは、写真だけではなく、営業するなりして自分の存在を知ってもらう、自分を売っていくことが大切だということ。

経験を重ねることによって実力はつくものだから、もっと貪欲に「やりたいです!」って言ってみたり、昔はやったことなくても、「やったことあります!」って言って仕事をやったこともあったよ、という話もしていただきました(笑)。

最近は、生物を探せなかったり、どう撮ろうと考えすぎて撮れなくなってしまったり、結局同じような写真ばっかりになってしまったり、現在わりと伸び悩んでいる感。

もっともっといっぱい考えて、勉強して、いっぱい悩んで。

表現力や感受性も自分には足りないところだと思うので、たくさんの写真をみたり、いろんな人の話を聞いたり、本を読んだりして自分にプラスにしていけたらと思います!!

そして普段なかなか撮れないワイドの写真…もっともっと撮っていきたいです!

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writer
PROFILE
1989年生まれ。
専門学校を卒業後、歯科衛生士として歯科医院に務める。
多忙な日々を送る中で、ハマったダイビングとカメラと旅行。
オーシャナとの出会いで一念発起し、歯科医院を辞めカメラマンを目指すために東京から伊豆へ移住。
昼はダイビングサービスを手伝い、夜はアルバイトをしながら1年間で450本潜っていたが、耳の問題でドクターストップがかかり東京に戻ることに。