海×夢プロジェクト“水中カメラマンへの道”(第11回)

仕事を辞めて、水中カメラマンを目指してから1年が経ちました

この記事は約3分で読めます。

1年が経ちました。

昨年の年明けにいきなり、「水中カメラマンになりたいから目指す!」と言って飛び込んだ西伊豆、黄金崎での生活。
あっという間に1年が経ってしまいました。

1年で潜った本数は445本!

ガイドをするわけでもなく、ただひたすらカメラを持って写真を撮るためだけに1年で445本潜れたというのはやっぱり大きいのかなと思います。

現地に行かないと絶対できなかったことで、全く環境が変わる中で不安だったことも、泣いたりしたこともありましたが(笑)、本当にここに来てよかったと思います。
こんな私を受け入れてくれて、毎日のように潜らせていただき、お金のない私に食べ物を恵んでくれたりしてくれて(笑)、黄金崎ダイブセンターのみなさんには本当に感謝しています。
いつもありがとうございます。

1年でこれだけカメラを持って潜ったので、写真も最初に比べるとだいぶ良くなったように思います。

最初の頃の写真

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最初はとにかくストロボが思うように当てられないのが悩みでした。

最近の写真

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上の写真と同じ場所です。

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ちなみに5回目に書いた記事で、普通種を被写体に撮影の練習をいていましたが、アナハゼは今でもはまっている被写体の1つです。

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色を意識して撮ることが好きなので生物以外にも目を向けるようにしています。

生物を撮るときに背景を気にしたり、撮るときのアプローチの仕方だったり、ただ撮るだけの初めの頃とは意識も変わってきたと思います。

この1年はほとんどマクロを持って潜っていたので、もっとワイドの写真も積極的に撮っていきたいと思います。
そして潜る範囲も広げて、いろんなところを潜っていきたいと思うので、皆様、ぜひよろしくお願い致します。

というわけで? 1年だからというわけでは全然ないですが、たまたまこのタイミングでもう1台のカメラを購入しました。

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新しいカメラはNikonのD810。
ハウジングやストロボは今まで使用していたのと同じ、sea&seaさんでそろえました。

まずは2台持ちに慣れるために、海が静かな日はなるべく2台持って入っていますが、なんたって重い…。
切実に身体を鍛えなきゃダメかも(泣)。

そして、これからは写真を撮るだけではなく、自分や撮った作品を売り込む営業の方も頑張っていかないと!と思っています。

歯科衛生士の頃は営業の仕事なんてなかったので、今までとは無縁の世界で、どうしたものか全く分からないのですが、いろいろな方に聞きながら少しでも実績を作れるよう、やっていきたいと思います!

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PROFILE
1989年生まれ。
専門学校を卒業後、歯科衛生士として歯科医院に務める。
多忙な日々を送る中で、ハマったダイビングとカメラと旅行。
オーシャナとの出会いで一念発起し、歯科医院を辞めカメラマンを目指すために東京から伊豆へ移住。
昼はダイビングサービスを手伝い、夜はアルバイトをしながら1年間で450本潜っていたが、耳の問題でドクターストップがかかり東京に戻ることに。
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