宮古島ダイビング特集(2013.10)(第17回)

宮古島でもらったいろいろなお土産と思い出

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MOBY工房のクジラのテールのキーホルダー(撮影:越智隆治)

宮古島ロケから戻ってきた。
台風が発生して潜れない日もあったために、滞在期間を延長、ロケ期間は10月1日から16日と長期に及んだ。

何のトラブルも無く終わるロケは、取材者としても、現地サイドとしても理想なのだけど、多くの人が思うように、こうしたトラブルがあった方が、人間同士の絆はより深まるように思う。

「次回こそは、お世話になった皆のために、最高の宮古島を伝えたい」という思いを持って、島を離れた。

今回は、宮古島ダイビング事業組合を中心としたロケだった。
ロケスケジュールなどのやり取りは寺山君がしてくれていたので、多忙な自分はほとんど前情報無しに初めての宮古島を訪れた。

ホテルやエアの手配に尽力して頂いたのは、組合長である、タイムマリン宮古島の新城さん。
東海岸をメインフィールドにしているため、今回はシーズンが合わず、潜れませんでしたが次回はご一緒できればと思います。

最終夜には、居酒屋に関係者が集まり「オトーリ」で今回のロケの打ち上げをしてくれた。
24North(ニーヨンノース)の渡真利さんは、オトーリ用の伝統的な祭器まで用意してくれた。

宮古島のロケ 宮古島のロケ

体調が悪いのに、オトーリに参加してくれた、アクアストーリーの國廣さん、飲めないのに参加してくれた宮古島潜水の猪羽さん、ありがとうございました。
次回のロケでは是非、一緒に潜りましょう。

トラブルの時に、暗い中、船をピックアップに向かってくれたアイランドブリーズの渡真利さん。
通り池の入り口まで車で迎えに来てくれたのみならず、服を貸してくれたり、荒れた暗い海に、ご夫婦で船を出してくれた、伊良部島マリンプロ宮古の富谷さんご夫妻。
本当にありがとうございました。

fish a go go!の佐瀬さんには、今回は取材の幹事として、台風で海に出れない時にも、車を出してもらい、島内取材をさせてもらった。
特に台風が最接近した日には、取材する必要は無いのに、危険を顧みず、波風の激しい南部エリアへ車で連れて行ってもらった。

宮古島の台風

最終日、お世話になった、ダイビングサービスの方が、空港まで見送りに来てくれた。

宮古島空港での見送り 宮古島空港での見送り

のみならず、こんな風に、色々おみやげまで頂いてしまった。

山本大司潜水案内の山本さんご夫妻からは、宮古島名物のでか渦巻きパン。
クリームに入っている砂糖のじゃりじゃりした食感が、駄菓子屋で売っている砂糖入りのクリームみたいで、懐かしい味。

一緒にロケに行った寺山君が、焼いて食べると美味しい!「うんま!」とfacebookで書いていたので、オーブンで焼いて息子たちに食べさせてみた。
お腹いっぱいになった夕食後のデザートにしては大き過ぎたと思ったのに、「おいし〜!もっとちょうだい!」と大喜びしていたが、「食べ過ぎは良くないから、明日にしなさい」と妻に注意されていた。

宮古島のお土産(撮影:越智隆治)

ちなみに、翌日の朝食も、「何食べる?」という妻の問いに、二人とも「昨日のパン、あ、焼いてね」と口をそろえて、注文していた。

もう一つは、DIVE宮古島のヒロさんが実際に獲ってきたサメから抽出した、ペットボトルに入れたサメの肝油。
家に戻ると早速、カプセルとスポイトを買って来て、簡単に飲めるようにしてみたら、早速好奇心旺盛な二男の颯友が、「これな〜に?」と言って、試飲。

宮古島のお土産(撮影:越智隆治)

「どう?」と聞くと、「飲むときは味しないけど〜・・・・、う、なんかお腹の中に入ったら、生臭いモアモアが広がってきた」と不評。
「でも、身体にいいんだぞ〜」と言ってみたものの、「いつも食べてる肝油ドロップがいい」とのこと。
まあ、そうだよね。

そして、これも山本さんご夫妻からの嬉しいプレゼント。
僕が気に入って購入したMOBY工房のクジラのテールのキーホルダー。
それに合わせて、息子たちへのプレゼントをトムさんに頼んで作ってくれていた。

MOBY工房のクジラのテールのキーホルダー(撮影:越智隆治)

同じ年齢の男の子の息子さんがいる山本さん。
山本さんの二男君と三男君が、僕の長男と二男と同じ学年。

お互いに共感を感じている部分もあって、作ってくれた。
しかも、海友と颯友の名前まで彫ってくれている。

こういうのはとっても嬉しいですね。
ありがとうございました。

MOBY工房のクジラのテールのキーホルダー(撮影:越智隆治) MOBY工房のクジラのテールのキーホルダー(撮影:越智隆治)

自分は、これほど多くのダイビングサービスの方々にお世話になって一つのディスティネーションを取材したのは、多分今回が初めての事だ。

元来人見知りなので、数日間で毎回違うお店に移動することに、正直ちょっと抵抗を感じていた。
宮古島を宣伝すること、お店を宣伝することが目的であるから、お世話になるのは、当たり前の事と思うかもしれないけど、今回は多くの人と関わったからこそ、海だけでなく、宮古島の良さを感じる事ができたような気がします。

いつも思う事ではあるのだけど、宮古島も、いつかは、家族で訪れることができればいいな。

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writer
PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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