ミンククジラに逢いに行く!グレートバリアリーフ特集(2014.6-7)(第13回)

オーストラリアのダイビング習慣「ヘッドカウント」こもれ話

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オーストラリアのヘッドカウント

オーストラリアのダイビングのよくある光景のひとつといえば“ヘッドカウント”。

ジョーズに続く、ダイビングのネガティブ映画として有名な(笑)「オープンウオーター」のネタ元となったグレートバリアリーフ。

海に残っているダイバーに気づかずに、ボートが帰ってしまったことに端を発する漂流ストーリーですが、そんなこともあってか、グレートバリアリーフでは、ダイバーが全員戻ってきているかどうか、野鳥の会よろしく、カウンター片手にカチカチ人数確認します。

オーストラリアのヘッドカウント

この時、人が動き回ってしまうとカウントができなくなってしまうので、「ヘッドカウントするので、その場に止まって!」と言われます。

もちろん、“その場から”動かなければ問題ないわけですが、ごく希に、何を思ったのか、「だるまさんが転んだ!」でもしているかのように、「止まって!」に掛け声と同時に、ピタッと体の動きまで止めてしまうダイバーがいます。

ガイドさんによると、とある真面目そうなおば様が、口を開けて、今まさに、お菓子をかじる寸前で、瞬きを我慢して止まっていたそうです(笑)。
笑っちゃいけないとは思いつつも、大爆笑してしまったそうですが、いや、そりゃ笑いますってば。

オーストラリアのヘッドカウント

ヘッドカウントをする際は、その場から動いてはいけませんが、時間まで止めなくてもよいようです。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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