オーストラリアのダイビング習慣「ヘッドカウント」こもれ話
オーストラリアのダイビングのよくある光景のひとつといえば“ヘッドカウント”。
ジョーズに続く、ダイビングのネガティブ映画として有名な(笑)「オープンウオーター」のネタ元となったグレートバリアリーフ。
海に残っているダイバーに気づかずに、ボートが帰ってしまったことに端を発する漂流ストーリーですが、そんなこともあってか、グレートバリアリーフでは、ダイバーが全員戻ってきているかどうか、野鳥の会よろしく、カウンター片手にカチカチ人数確認します。
この時、人が動き回ってしまうとカウントができなくなってしまうので、「ヘッドカウントするので、その場に止まって!」と言われます。
もちろん、“その場から”動かなければ問題ないわけですが、ごく希に、何を思ったのか、「だるまさんが転んだ!」でもしているかのように、「止まって!」に掛け声と同時に、ピタッと体の動きまで止めてしまうダイバーがいます。
ガイドさんによると、とある真面目そうなおば様が、口を開けて、今まさに、お菓子をかじる寸前で、瞬きを我慢して止まっていたそうです(笑)。
笑っちゃいけないとは思いつつも、大爆笑してしまったそうですが、いや、そりゃ笑いますってば。
ヘッドカウントをする際は、その場から動いてはいけませんが、時間まで止めなくてもよいようです。
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