生物との近すぎる距離感!グレートバリアリーフ・デイトリップの魅力
ダイブセブンシーズのソラ君(早川空)に連れられ、クイックシルバー社のスウィフト号に乗ってデイトリップ(日帰りダイビング)へ。
フリンリーフにエントリーすると、早速出ましたナポレオンのナイジェリ君。
デイトリップ定番のアイドルで、とにかく距離が近い!
大げさでなく、文字通り、目と鼻の先までやってきます。
その理由は、身も蓋もない話、餌付けですが、いろいろなポイントにナポレオンがいて、それぞれ名前がついていて、まるでワンコのよう。
特に、相棒のフォトクルーとのコンビは見ていて微笑ましくもあります。
フォトクルーとは、船上、水中でゲストの写真を撮って、あとで写真を販売するクルーのことで、最も売れる写真は、「スタッフより稼ぐ」といわれるナポレオンとの2ショット。
※写真は16ドル
ナイジェリ君はフォトクルーのことを覚えていて、彼を見つけると駆け寄り、その後ろをぴったり。
ゲストのそばに寄っていっては二人で荒稼ぎ。
まるで、流しのギター引きと歌い手のようです。
たまに、はぐれてしまっても、フォトクルーがベルをチリンチリン鳴らしながら「お~い、こっちこっち」と手を振ると、一目散に駆け寄るのです。
ナポレオンだけじゃない!?
海の生き物たちとの距離感
ナポレオンと並ぶ人気者がカメ。
タイマイも見かけますが、やっぱり、カメらしいカメ、アオウミガメが人気。
エサに夢中のカメ君の後頭部をしばらく見つめていると……
↓
「ん?」 気づかれました。普通はここで逃げていくわけですが……
↓
むしろ、来る! 「なんだ、これ?」
2ショットの自分撮りもできてしまいます。
自然の生き物としてどうなのよ? と思うほど、警戒心がありません。
※
定番の人気者だけでなく、デイトリップで潜る海の生き物たちは、餌付けされていなくても、警戒心が薄く、とにかく寄れます。
普通は寄れない群れとの距離感には、特に驚きます。
おそらく、何十年も毎日のようにやってくるダイバーにすっかり警戒心がなくなってしまったのでしょう。
とにかく近づけるデイトリップエリアの海の生き物たち。
まるで、自然の水族館に潜っているような、その距離感が魅力です。
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