ミンククジラに逢いに行く!グレートバリアリーフ特集(2014.6-7)(第8回)

ミンククジラだけでない、ダイビングも満喫できるGBRクルーズの魅力

この記事は約2分で読めます。

グレートバリアリーフのコッドホール(撮影:越智隆治)

ミンキー(ミンククジラ)狙いの、ディープシーダイバーズデンのTAKA号クルーズ。
2日目はリボンリーフの北端「コッドホール」で午前中ダイビング2本。

ミンキーだけなら北上しない方が確率は高いのですが、ファンダイビングも欲張るスタイルなので、GBRの名物「コッドホール」ははずせません。

エントリーすると早速やってきました、ジャイアントポテトコッド(カスリハタ)。
相変わらずの距離感です。

グレートバリアリーフのコッドホールのジャイアントポテトコッド(カスリハタ)(撮影:越智隆治)

フィーディング(餌付け)・ショーでは、目の前で迫力のシーンが展開。
その近さたるや、まさに、口の中まで見えるほど。

グレートバリアリーフのコッドホールのジャイアントポテトコッド(カスリハタ)(撮影:越智隆治)

昨年訪れた時はあれだけ興奮した「コッドホール」ですが(巨体がすぐ目の前に!ジャイアントポテトコッドとにらめっこ)、今回は、気持ちがミンキーにあるので、チェックダイビング代わりに潜っている自分が怖いです(笑)。

午後からは南下して、いよいよミンキー狙い。
ダイビングをしながらミンキーサーチをしていると、ブロー!

ミンキーの控えめな背ビレと水しぶきが見え隠れします。

オーストラリア、グレートバリアリーフのミンククジラ(撮影:越智隆治)

残念ながら、この日はミンキーとの遭遇はこれが最初で最後。
水中遭遇の連続記録は途絶えましたが、ミンキーとの遭遇はまだ100%ということで(笑)。

今回のTAKA号のクルーズでは初心者も多く、ミンキーだけでなく、たくさん潜りたい人、「コッドホール」に行きたい人、のんびり洋上生活を楽しみたい人など、目的もさまざま。

そういう意味では、「とにかくミンキーを!」という人が多かった、越智カメラマンが最初に乗ったスポイルスポート号と比べ、例えば「ダイビングを基本に楽しみたい」という、ミンキーだけではない目的の人にTAKA号はオススメです。

また、スポイルスポートが2000ドル以上のラグジュアリークルーズなのに比べ、TAKA号は1000ドルちょっと(客室に依りますが)のエコノミータイプ。
この辺もミンキー狙いでクルーズを選ぶ際の材料になるかもしれませんね。

ダイビングも楽しみつつ、明日、TAKA号の最終日もミンキー狙います!

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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