はじめての御蔵とイルカの楽しみ方 旅編
毎年のように訪れている御蔵島。
初めて行く方のために、その楽しみ方のポイントを紹介します。
滞在スタイル
御蔵島ステイと三宅島ステイの2通り。
三宅島ステイと比べた時の御蔵島ステイのメリット・デメリットをご紹介。
※三宅ステイはその反対。
メリット
○小回りの利く船を使うので、イルカを追いやすい。
○船が小さいのでエントリーエグジットが楽。
※男性ならラダーなしでも上れる
○ドルフィンスイムの際、移動時間がない(三宅からは30分〜1時間の移動)。
小型ボートは何かと便利
デメリット
○ダイビングができない
○船での渡航が「条件付き」が普通なことでもわかるように、船の発着が不安定。
※過去に八丈まで行ったり、急きょ三宅島に泊った経験あり
船が到着するだけで歓声が上がることも
両方とも経験あるが、ドルフィンスイムのことだけを考えるなら断然、御蔵島ステイ。
イルカとたっぷり遊べるし、移動がないのでゆったりとした時間が流れる。
ただ、ダイビングや温泉などその他のプラスαを望むなら三宅ステイもオススメ。
食事
朝と晩は民宿のご飯が基本。
宿にもよるが獲れたてのカツオやキンメなど島ならではの島料理を楽しめる。
獲れたての金目がそのまま食卓に。新鮮なカツオもよく出る
ランチができるお店は主に3店。
「やまや」
過去に何度も言っているが、基本、料理は驚くほどマズイ。
しかし、名物のかき氷は種類も多く、このためについ行ってしまう。
「美々庵」
魚がウリだというが、民宿で食べられるので、
いつももうひとつの名物「田舎カレー」を食べている。味は普通にうまい。
しかし、あくまで普通に。デザートのところてんは絶品。
「ふくまる商店」
2008年にできたばかりでランチはまだハヤシライスしか食べたことない。
味は普通。しかし、ジェラートにハマってつい毎日通ってしまう。
いちごミルフィーユがイチオシだが、あしたばや塩ミルクなど島っぽいのもあり。ダブルもできる。
コーヒー好きの人は水出しコーヒーにハマっていた。
かわいいお土産が買えるのも人気。
席が少ないので、食後のデザートとおみやげのために寄るのがいいのかも。
観光
御蔵島は山を目的に訪れる人も多い。半日、御蔵島の陸の自然を楽しむのもオススメ。
イルカを中心に組み立てるなら、集落の周りをブラリ。
まずは行って欲しいのが「御蔵島観光資料館」。
御蔵島のイルカ1個体ずつの特徴がわかるなど、
イルカについて理解が深まるだけでなく、島の歴史がおもしろい。
1Fの有料(100円)資料館では、資料館のスタッフが島の歴史を教えてくれるが、
これがおもしろいのなんの。
島の歴史を熱く語る語り部
その後に島の史跡を回るとおもしろさ2倍になっていること間違いなし。
特に流人と御蔵島の歴史やバイキング号の話はおもしろい。
自分ならこうする!
勝手にモデルプラン
金夜発の日曜帰りも可能だが、やっぱり木夜発がオススメ。
私の考える、初めて行く人のための理想のモデルプランは以下。
(木〜金)
21:30:竹芝桟橋集合
22:00:乗船
06:05:御蔵島着
午前 :ドルフィン
昼食(「美々庵」で田舎カレー&ところてん)
デザート(「ふくまる商店」でジェラート)
昼寝
午後:ドルフィン
御蔵島観光資料館(17:00まで。語り部を頼む)
夕方:食事&軽い酒盛り
(土)
午前:ドルフィン
昼食(「ふくまる商店」でパスタ&ジェラート)
みやげ(「ふくまる商店」。帰り道に「tipi」など。最終日は混むので早めに。
また、みやげを買える農協はあろうことか土日休みなので……)
昼寝
午後:トレッキング(ドルフィンでもいい)
夕方:食事&重い酒盛り
(日)
午前:散歩&観光(回る前に資料館へ行っておくことをオススメ)
↓名産「御蔵の水」を汲みに水汲み場へ
↓「三宝神社」
↓「祖霊社」
↓「奥山交竹院の墓」
↓「七人塚」
↓元気がある人は「タンテイロの森」
昼食&ジェラート
※午前にドルフィンスイムも可能。
個人的には3〜4回やれば結構満足だし、器材をかわかしたい。
12:00頃:宿出発
13:30頃:御蔵島発
21:00 :竹芝桟橋着
■御蔵島公式ホームページ
http://www.mikurasima.jp/
「はじめての御蔵とイルカの楽しみ方 イルカ編」
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_4166.html