“ミスターオリンパス水中”清水淳の水中カメラレビュー(第14回)

【“ミスターオリンパス水中”清水淳のカメラレビュー】アクティブシーンを確実に残すアドバンスムービー撮影を新搭載。 完成された最強アウトドアカメラ「TG-830」

※本記事は「清水淳 水中カメラマンインプレッション」のアーカイブより転載しています。発売当初の情報となりますので、最新情報は「オリンパス公式サイト」などをご確認ください。

完成された最強アウトドアカメラ TG-830

今回のTG-820からTG-830へのモデルチェンジは、パッと見はあまり変化が無いようだが、良く見てみると随所に進化が伺える。TG-820には無かったGPSアンテナがカメラ上部中央に搭載され、録画ボタンは不用意に間違って押されないようにカメラ上部へと配置が変わった。TG-820で採用されていたジョイスティックは通常のボタンに変更になり、さらに撮影モードの変更が容易なモードダイヤルが追加された。大型の3.0型TFTモニターはドット数 こそ103万ドットから46万ドットにダウンスペックになったが、3.0型TFTカラー液晶の見え方としては大きく変わった感じはない。むしろ明るいビーチでの見えは良くなったように感じる。
ボディーサイズは、101.4mm×65.2mm×26.0mmから109.5mm×66.5mm×28.4mmの違いなのでほぼ同じ大きさと考えていいだろう。搭載されているイメージセンサーは、前モデル搭載で絶賛を浴びた裏面照射型CMOSセンサーが1200万画素から1600万画素と高精細化され、ミラーレス一眼OM-D、PENシリーズに搭載されている画像処理エンジンTruePicVIとの組み合わせにより、ちょっと前の一眼レフ並みの画質を実現した。一昔前のToughシリーズと言うと、頑強なボディーで、落としても、水につけても、凍らせても、乗っかっても壊れないが、写りとレスポンスといった点では飛びぬけたところのない印象だった。しかし、今回テストしたTG-830は細部まできれいに、鮮やかに撮れるので、基本的なカメラの性能を高水準に高めたモデルとなっている。

さらに、TG-820にはなかった新しいテクノロジーが満載されていることに驚いた。その一番の驚きが、動画撮影性能の充実だ。高精細な静止画を同時撮影できる「マルチレコーディング」を実現した1080/30pムービーに加えて、動きの速い被写体をなめらかに録画できる1080/60iムービー。さらに一瞬の動きをスローモーションのように再生できるハイスピードムービーは新しい機能だ。ハイビジョン画質で120コマ/秒、最速で240コマ/秒の超高速動画を撮影可能になった。

そのほか、iPhone、Android対応のスマートフォンアプリ「OI.Share(OLYMPUS Image Share)」と、株式会社東芝製無線LAN搭載SDHCメモリーカード「FlashAirTM」の併用で、防水プロテクターからカメラを取り出さないでデータ通信が行える機能は画期的で、現代のデジタルカメラの使い方にマッチしていると言える。私も取材中撮影したばかりの水中画像を防水プロテクターからカメラを出さずにiPhoneに転送して、そのままFacebookにアップロードしたりと、その便利さを実感した。

STYLUS TG-830 Toughの基本機能紹介

  • ●カメラ単体で水深10mまで使用可能
  • ●高さ2.1mの耐落下衝撃
  • ●-10度の耐低温
  • ●100kgfの耐荷重性能・「GPS」と「電子コンパス」を搭載・さらに磨かれた水中ホワイトバランス
  • ●超解像ズーム搭載(光学5倍+超解像ズームでなんと10倍)
  • ●水中スナップモードの守備範囲が広がった
  • ●フルハイビジョンムービー+アドバンスムービー

水中撮影に関するポイントとしては、磨かれたチューニングにより水中スナップモードでの撮影範囲を大幅に広げた点だろう。自然光を光源とした水中撮影では、水中スナップモードの使用で水中ホワイトバランス(以下、水中WB)を生かした、青かぶりを防いだ自然な発色が得られる。浮遊物の多いシーンやごく浅い場所でのシュノーケリング撮影ではこのモードを選択していただきたい。
そして、TG-830は水中ムービーがより楽しめる機種となっている。 iPhoneやiPadで簡単にムービー編集ができるようになったので、水中ムービーの楽しみをぜひ体感していただきたいと感じた。水中モー ドのままムービーボタンを押すだけで、カラーバランスの整ったフルハイビジョンムービーが撮影可能だ。

「裏面照射CMOSセンサー」+画像処理エンジン「TruePic VI」

iHSテクノロジーの良さをさらに高め、クリアで解像感あふれる絵作りが可能!ミラーレス一眼に近い仕上がりだ!
ノイズの少ない、抜けの良いブルーの発色(写真左)、赤系の発色も良く高彩度な画像が手に入る(写真右)。

広角28mmからの光学5倍ズーム

搭載されるレンズは広角側28mm、望遠側140mm(35mm版換算)の光学5倍ズーム。2倍の超解像ズームを併用すると10倍ズームでの撮影も可能だ。

超解像ズームを搭載

光学ズーム5倍

光学ズーム+超解像ズーム=10倍

デジタルズームを利用した拡大手法だが、iHSテクノロジーの搭載で画質の低下を極限まで抑えたデジタルズームだ。水中マクロモードでは、初期設定の状態でこの便利なズームを使えるように設定してある。

360°パノラマ撮影

スタンダード

フル

TG-830に搭載されたパノラマ。スタンダードで1800、FULLの場合360°のパノラマ撮影が可能。
カメラをゆっくり左右に振るだけでこのパノラマ撮影ができた。水平線がある難しい環境だが見事に仕上がった。

GPSと電子コンパスを搭載

撮影した場所の位置情報を記録する「GPS」と「電子コンパス」を搭載。GPS機能をオンにして撮影するだけで、撮影中のモニターにランドマークが表示される。
※屋内・水中では、正確に測位できなかったり、誤差が生じる場合があります。

さらに磨かれた水中ホワイトバランス搭載

プリセット晴天ホワイトバランス

水中ホワイトバランス

とても明るい水面下で、赤く調整されがちだったシーンも、さらに磨かれた「水中ホワイトバランス」で自然な発色が得られる。
フラッシュON時のカラーバランスも自然な発色に調整される。被写体のカラーバランスだけでなく、背景のブルーも魅力的な発色に仕上がるのが特徴。

カメラ単体水中撮影

TG-830単体で防水プロテクターに入れずにシュノーケリングで撮影。
「水中スナップモード」の守備範囲は広く、難しいテクニックなしで明るく発色の良い水中シーンが簡単に得られる。順光で撮影してあげることがきれいに撮る秘訣だ!

撮影モード:水中スナップ
絞り値:F3.9
シャッター速度:1/100
ISO:200
フラッシュ:OFF
露出補正:±0.0EV
ホワイトバランス:水中WB
撮影地:モルディブ/エリアドゥ

こちらも、TG-830単体で防水プロテクターに入れずにシュノーケリングで撮影。
背景のブルーの発色がすこぶる良い!フラッシュが照射されないので魚たちも驚かず近距離での撮影が可能だ。サンゴもデバスズメも鮮やかに描写できる。

撮影モード:水中スナップ
絞り値:F3.9
シャッター速度:1/320
ISO:125
フラッシュ:OFF
露出補正:±0.0EV
ホワイトバランス:水中WB
撮影地:モルディブ

純正防水プロテクターPT-055

前モデルの防水プロテクターPT-052からの変更点は思ったよりあった。回転式のバックルはロックレバーのバネ圧が強化され、セカンダリーのロック機構も追加されたダブルロックになり安心感が増している。ズームの操作が前モデルのレバータイプから、ボタンタイプに変更となり操作感は良くなった。
動画録画ボタンは誤作動防止のため、プロテクター上部のカバー付きボタンになっている。これにより不用意に間違って録画ボタンを押してしまうトラブルから解放された。そのほか底面のアクセサリー結合用プレートは大型の3穴タイプに変更。強度アップも同時に施されている。専用防水プロテクターは、若干サイズが大型化している。 が、よりハイクオリティーな作品の撮影を狙って様々なアクセサリーの装備を想定した贅沢な作りになっている。純正水中フラッシュやコンバージョンレンズの連動も視野に入れた設計に関しては、前モデル同様変更はない。アクセサリーシューや光ファイバーケーブルアダプターも標準装備される。
レンズリングには52mm径のネジが切ってあり、ステップアップリングPSUR-03を使用して67mm径クローズアップレンズ、ワイドコンバージョンレンズ併用でより魅力ある作品を撮影することが可能であり、マルチユース性は前モデルから継承されている。内蔵するカメラが10m防水なのでメンテナンスミスによる水没のリスクは最大限に回避される。どこから見ても隙のない完璧な水中写真撮影システムであり、まさに水中撮影ギアのスタンダードと言えるだろう。

水中ワイド撮影その1

やや、浮遊物の多い環境で撮影。内蔵フラッシュの光がレンズ前の浮遊物に反射し、影響でわずかにマリンスノーが出ている。
内蔵フラッシュを止めて撮影しても良いが、テーブルサンゴの下側などが黒つぶれしそうなのでカット数を稼ぎ、マリンスノーが少ないカットを選んだ。

カメラ:TG-830
プロテクター:PT-055
撮影モード:水中ワイド1
絞り値:F3.9
シャッター速度:1/250
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:±0.0EVI
ISO感度:AUTO (ISO125)
撮影地:モルディブ/エリアドゥ

水中ワイド撮影その2

大きなイソバナ。フラッシュ光を全体に行き渡らせたいため、フラッシュを手持ちで遠方から照射させた。
背景のさわやかなブルーと真っ赤なイソバナ。美しい水中の代表的なシーンだ。

カメラ:TG-830
プロテクター:PT-055
撮影モード:水中ワイド1
絞り値:F3.9
シャッター速度:1/60
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:±0.0EV
ISO感度:AUTO (ISO200)
撮影地:タイ/スミラン

水中マクロ撮影

超解像ズームを使わないでジックリ被写体まで近づく。脅かさないように近づけば意外に近寄らせてくれる被写体だ。
iHSテクノロジーの効果は、寄れない臆病な被写体の撮影で発揮される。
内蔵フラッシュの光を最大限に生かせるよう、自動的にISO感度をアップするプログラムを採用している。

カメラ:TG-830
プロテクター:PT-055
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F5.9
シャッター速度:1/125
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:±0.0EV
ISO感度:AUTO (ISO200)
撮影地:フィリピン/スミロン

純正アクセサリーを使う

外部フラッシュやコンバージョンレンズを使うことによって、撮影領域を広げるだけでなく、撮影を作品として創造する楽しさが生まれる。外部フラッシュは、レンズとフラッシュの位置を離したり、照射角度を変えて陰影に変化を出したり、同じ場所からの撮影でも全く印象の違う写真を撮ることができる。
コンバージョンレンズを使えば、マクロ撮影やワイド撮影なども手軽にレンズ効果が得られるので、ぜひ使ってもらいたいアイテムだ。これらのアクセサリーを装着し撮影した作例を紹介していくので参考にしてもらいたい。

UFL-1&ワイドコンバージョンレンズ

外部フラッシュはやはり純正が一番だ。単3電池2本で作動するスレーブTTL方式の水中外部フラッシュUFL-1は、「フルオートクリップオンフラッシュ」だが、純正ワイドコンバージョンレンズとの組み合わせでここまで本格的な水中ワイド撮影が楽しめる。ガイドナンバーは14と小さいが、高感度時代のデジカメには十分なスペックだ。

フラッシュ:UFL-1
アーム:PTSA-03
光ファイバー:PTCB-E02
ワイドコンバージョンレンズ:PTWC-01
ステップアップリング:PSUR-03
カメラ:TG-830
プロテクター:PT-055
撮影モード:水中ワイド1
絞り値:F3.9
シャッター速度:1/60
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.7EV
ISO感度:AUTO (ISO200)
撮影地:タイ/スミラン

UFL-1&ワイドコンバージョンレンズ

タイ/スミランクルーズで一番美しい被写体がソフトコーラルとスカシテンジクダイ。水深が深い海なので、暗めの背景に赤系のソフトコーラルが映える。
オリンパスならではの「水中ホワイトバランス」のおかげで、背景のブルーも真っ赤なソフトコーラルも鮮やかに仕上がる。ちょっと前の一眼レフでもこの色は出せなかったような気がする。

フラッシュ:UFL-1
アーム:PTSA-03
光ファイバー:PTCB-E02
ワイドコンバージョンレンズ:PTWC-01
ステップアップリング:PSUR-03
カメラ:TG-830
プロテクター:PT-055
撮影モード:水中ワイド1
絞り値:F3.9
シャッター速度:1/30
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:±0.0EV
ISO感度:AUTO (ISO250)
撮影地:タイ/スミラン

UFL-1&クローズアップレンズ

クローズアップレンズを着けて、脅かさないように慎重に近づく。ピントの山を、3.0型TFTモニターで探りながら、ごく薄ピントをカメラを前後させて調整する。
クリクリした目が一番可愛らしくなる瞬間をねらってレリーズを切る。1ダイブ、すべてをこのハナダイギンボにささげた。

フラッシュ:UFL-1
アーム:PTSA-03
光ファイバー:PTCB-E02
クローズアップレンズ:PTMC-01
ステップアップリング:PSUR-03
カメラ:TG-830
プロテクター:PT-055
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F5.9
シャッター速度:1/250
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.7EV
ISO感度:AUTO (ISO250)
撮影地:タイ/スミラン

UFL-1&クローズアップレンズ

ピンク色のイソギンチャク。フラッシュOFFで撮影すると水中ホワイトバランスの作用で見た目に近い鮮やかなピンクになるが、表面の透明感はフラッシュONのほうが表現力で勝る。
面白く、不思議感が出るように構図を決めた。

フラッシュ:UFL-1
アーム:PTSA-03
光ファイバー:PTCB-E02
クローズアップレンズ:PTMC-01
ステップアップリング:PSUR-03
カメラ:TG-830
プロテクター:PT-055
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F5.9
シャッター速度:1/250
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:±0.0EV
ISO感度:AUTO (ISO125)
撮影地:タイ/スミラン

ハイビジョンムービー撮影

PCとの相性が非常に良い動画圧縮方式「MOV/H.264」により、滑らかで美しい映像が長時間記録可能になった。1920×1080のフルハイビジョンサイズで動画撮影が可能。ムービー撮影専用ボタンにより、ワンタッチで撮影をスタート/ストップ出来る。水中モード選択時は1080/30pムービーに固定されているので、動画撮影中もフル画 素で静止画がマルチレコーディングできる。これが面白い。ワイド系の水中動画撮影なら、撮影モードを水中スナップモードに設定しておくことがお勧め。
ホワイトバランスや露出の設定などが、水中での動画撮影に向いているからだ。また、マルチモーション手振れ補正を搭載しているので、水中での撮影で発生しやすい、ゆるやかなぶれを補正し、高度で高画質な動画撮影を楽しめる。

フルハイビジョンムービー 1080/30p

モルディブ/エリアドゥでの撮影。
フルハイビジョンの動画撮影は水中ホワイトバランスとの組み合わせで、すこぶる美しい。カメラを振り回さず、しっかりと構え静止画を撮るつもりで動画撮影することがきれいな動画撮影のためのコツになる。
TVでの再生なら接続ケーブルはHDMIケーブルでつなぎたい。データの量が多いため付属のAVケーブルでは精細な画像が得られないので注意。
撮影モード:水中スナップ
露出補正:±0.0EV

アドバンスムービー撮影

アドバンスムーピーモードにより、進化したムービー機能を使って撮影ができるようになった。
そのひとつが、高精細な静止画を同時撮影できる1080/30pムービーに加えて、動きの速い被写体をなめらかに録画できる機能である1080/601ムービーである。
さらにハイスピードムービーでは、一瞬の動きをスローモーションのように再生でき、ハイビジョン画質で120コマ/秒、最速で240コマ/秒の超高速動画の撮影が可能となった。
今回はホバーリングするハゼの捕食シーンを狙ってみた。
※動画サイズは、120コマ/秒(1280×720)、240コマ/秒(432×324)となり、ハイスピードムービーの動画撮影時間は最大20秒。
※ハイスピードムービーを20秒間撮影すると、スロー再生になるために120コマ/秒だと1分20秒、240コマ/秒だと2分40秒と再生時間は伸びる。

フルハイビジョンムービー 1080/60p

ハイスピードムービー 120fps(1280×720)

ハイスピードムービー 240fps (432×324)

タイ/スミランでの撮影。
爆流の中を、ホバーリングするヒレナガネジリンボウ。 流れてくるプランクトンを捕食するシーンを3つのタイプの動画モードで撮影した。
撮影モード:アドバンスムービー
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:±0.0EV

システム構成例

TG-830専用防水プロテクター PT-055、アクセサリー

防水プロテクター:PT-055

ワイドコンバージョンレンズ PTWC-01

デジタルカメラ用防水プロテクターの前面に、直接取り付けられるコンバージョンレンズ。
※取り付けには、52mm→67mmのステップアップリングが必要です。

マクロコンバージョンレンズ PTMC-01

水中で約2倍(面積比)の拡大撮影が可能な水中マクロコンバージョンレンズ。
※取り付けには、52mm→67mmのステップアップリングが必要です。

ステップアップリング PSUR-03

防水プロテクターにコンバージョンレンズを装着するため、レンズ取付部径を52mmから67mmへアップするリング。

水中専用フラッシュ UFL-1

デジタルカメラの内蔵フラッシュに連動してスレーブオート発光する水中専用フラッシュ。水中の多彩なシチュエーションに対応できます。

ショートアーム PTSA-03

水中専用フラッシュを防水プロテクターに接続するための短いアームです。

ショートアーム PTSA-02

水中専用フラッシュを防水プロテクターに接続するための短いアーム。

水中光ファイバーケーブル PTCB-E02

水中撮影用外部フラッシュの接続ケーブル。

ハンドストラップ PST-EP01RED(赤)

防水プロテクターに装着可能なハンドストラップです。

ハンドストラップ PST-EP01BLU(青)

防水プロテクターに装着可能なハンドストラップです。

ハンドストラップ PST-EP01ORG(オレンジ)

防水プロテクターに装着可能なハンドストラップです。

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writer
PROFILE
1964年生まれ。水中写真や海辺の風景を撮り続けている。執筆や撮影を行ないながら、沖縄・那覇にて水中写真教室マリーンプロダクトを主宰。 また、カメラメーカーの研究開発にも携わり、水中撮影モードや水中ホワイトバランスの開発アドバイザーも務める。1998年にデビューしたOLYMPUS C900Zoomから最新機種まで全てのOLYMPUS水中モデルのチューニングテストを行なっている。カメラ機材に精通し、機材の特性を生かす能力が評価され、水中撮影アクセサリーメーカーのアドバイザーやテスト撮影の要望も多い。執筆活動では、水中撮影機材の解説や撮影の仕方、楽しみ方の記事をPADI Japan/デジカメ上達クリニック、OMDS/水中デジタルカメラ・インプレッション、マリンダイビング.ウェブ/水中デジカメ撮影教室、オーシャナ/カメラレビューを現在連載中。最近では、「清水淳のマンツーマン水中写真教室」が好評いただき熱意あふれるフォトグラファーたちと一緒に撮影をしている。
公式ホームページ https://shimizu.marine-p.com/ 公益社団法人日本写真家協会会員。
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