“ミスターオリンパス水中”清水淳の水中カメラレビュー(第12回)

レンズのポテンシャルを引き出し、最高の画質を提供するE-M1をPT-EP11と共にレポート Part.1

※本記事は「清水淳 水中カメラマンインプレッション」のアーカイブより転載しています。発売当初の情報となりますので、最新情報は「オリンパス公式サイト」などをご確認ください。

レンズのポテンシャルを引き出し、最高の画質を提供

OLYMPUS OM-D E-M1(以下、E-M1)が発売になり、専用防水プロテクターPT-EP11の発売もこの度、発表された。PT-EP11の機を入手できたので、早速その使い勝手をテストしてみる。E-M1は、本格派ミラーレスOM-D E-M5(以下、E-M5)の後継機というより、E-M5の上位機種になる。E-M5も併売されるので、E-M5のモデルチェンジには当たらないようだ。今回デビューしたE-M1の大きな特徴は、フルサイズー眼に匹敵する超大型&超高精細EVF、タフネスなフラグシップ機E-5と同等、もしくはそれ以上の防塵・防滴ボディーである。

さらに特筆すべきは、優秀なフォーサーズレンズ群を、実用レベルで使用できる像面位相差AFの採用と、そのチューニングが高レベルで行われたことだ。E-M5やPENでもMMF-3アダプターを装着することで、フォーサーズレンズ群の使用は可能だったが、AFは実用レベルとは行かず、歯がゆい思いをしてきた。特に、水中撮影で出番の多いZUIKO DIGITAL ED8mm F3.5 Fisheyeをストレスなく、水中で使用が可能になっている点は大きい。しかし、そのチューニングはまだ完ぺきとはいえず、低輝度環境で、特にZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 Macro+EC-20のAF動作はE-5より、若干劣る。像面位相差AFのチューニングは、これから進められていくと思うので、今後に期待したい。


水中関連では、水中モード自体が見直しをかけられた。E-300時代に設計された水中モードでは、現在の高感度の使用環境を想定していなかったが、E-M1の高感度特性を生かしたプログラム線図に、変更されている。今までの水中撮影では、フラッシュ光ありきの撮影だったが、水中ホワイトバランス(水中WB)と高感度性能の組み合わせで、自然光撮影の範囲が格段に広がり、水中モードも大きく変更が施された。具体的には、今まで感度はデフォルトでISO200に設定されていたが、AUTOに変更されたことで、フラッシュOFF時にISOをAUTOにセットしなおさなければならない手間が無くなった。またフラッシュOFF、低輝度環境で、明るい開放F値のレンズを使用した場合に、解放F値まで開けているプログラム線図を、F4.0でクリップさせる設計へ変更した。

その結果、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroを装着した場合、水中マクロ設定時、フラッシュOFFでの撮影では、F2.8まで開いていたものが、F4.0で撮影できるようになり、揺れる水中撮影時の撮りやすさとボケ味が両立した。ワイド撮影でも同様で、フラッシュOFF時、低輝度環境ではF4.0~のプログラム線図となり、レンズポート使用時に起こりやすい画像周辺の解像感低下を防いでいる。

水中での発色についても、見直しを図った。E-M5のG味が強くコントラストがやや低く上品な発色は、大胆で重厚なE-5の発色に近付いた。高輝度下の水中自然光撮影で、やや赤みが出るようなホワイトバランス傾向は抑えられ、透明感ある高彩度な発色が持ち味となった。また、今までの高感度性能では、撮影ができなかった超低輝度環境でも、新しく搭載された「新16M NEW Live MOS センサー」&新開発の画像処理エンジン「TruePic VII」によって、ISO6400の感度が実用レベルになり、暗い水中洞窟での撮影可能となっているのには驚いた。防塵・防滴のマグネシウムボディーは、更に強化され、水辺で使うことの多い水中派にはうれしい。

専用の防水プロテクター「PT-EP11」も前モデル「PT-EP08」に比べ、大きく進化した部分が見られる。特記すべきことは、大型&超高精細EVFを100%駆使できる、ピックアップレンズを採用したことだ。このピックアップレンズを使い、大型化&高精細化されたEVFを使うことで、超高輝度下での撮影や背面モニターでは、正確に確認しにくい高倍率マクロ撮影も容易になる。カメラ本体のメイン、サブダイヤルを操作するダイヤルも、大型化と作動トルクの適正化が図られた。その結果、ファインダーをのぞいたまま右手だけで、露出補正、フラッシュ補正を行いながら撮影&確認することが、可能となっている。

一目見ただけでは、大きく変わったように見えないE-M1とPT-EP11だが、今回は大幅な性能向上が随所にみられた。今までのシステムでは、撮れなかった世界がこのシステムなら撮れる、そんなシーンがいっぱい出てきそうだ。

レンズ交換可能!シーンに合わせたレンズを選べる

■PT-EP11に収納可能なレンズ群

OM-D E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

手前左から

  • ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
  • M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R

奥側

  • ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
  • M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

このほかにも
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8、M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8などが収納できる。

フォーサーズレンズを使用する場合は、マウントアダプター「MMF-3」を接続して使用する。

OLYMPUS OM-D E-M1の基本機能の紹介

フォーサーズレンズがサクサク動く!純正フィッシュアイレンズが使える


フォーサーズレンズ群を実用レベルで使用できる、像面位相差AFを採用。
水中シーンで何よりもうれしいことに、ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheyeがサクサクと動く。

最高画質


E-M1の画質は驚くほど良い!
マイクロフォーサーズの撮像センサーは、フルサイズ機に比べてサイズが小さいので、画質は不利と言われてきたが、E-M1の画質を見るともはや遜色ないと言える。

ダイナミックレンジ


ダイナミックレンジが広い。
目も開けられない程明るいビーチで、白とびを起こさずにディテールを残すところは脱帽。空のブルーの諧調、エメラルドグリーンの海の色を見ても分かるように、色再現性においても最高レベルだ。
水中での発色も同様に、今までで最高の画質を得られる。E-5の濃厚さに透明感が加わったような感じだ。

高感度描写

拡大の暗い水中洞窟内をISO6400で撮影。今まで撮れなかった世界にチャレンジできる。

ISO1600で夜景を手持ち撮影、暗部にノイズは全く見られない。

「新16M Live Mosセンサー」と画像処理エンジン「TruePic VII」の相乗効果で、高感度特性が大幅に向上。感覚的には1段分向上した感じだ。
最高感度はISO25600、高輝度環境に強いISO100程度のISOLOWも用意された。

解像力

レンズ毎、絞り毎に最適なシャープネスを設定する「ファインディテール処理」で、気持ち良いほど切れの良い画像が手に入る。
M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macroで撮影。

水中ホワイトバランス

プリセット晴天

水中WB

E-M1の水中WBは、E-M5に搭載したものよりさらに改良されている。フラッシュONとOFFそれぞれの設定で、最適なカラーバランスを、可変的にコントロールしている。背景のブルーと主要な被写体の色彩が、最適になるようにコントロールされる。

水中ホワイトバランスでのノンフラッシュマクロ撮影

水中WBの性能が上がりフラッシュ光なしで、自然光撮影が楽しめる。
ワイド撮影はもちろん、マクロ撮影でもフラッシュOFFの撮影が可能だ。
E-M1は新しい水中モードを搭載しているので、フラッシュOFFで撮影すると、手ぶれしないシャッター速度をキープできるよう、自動で感度調整が行われる。

レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3EV

レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 50mmF2.0 Macro+EC-20
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3E

マクロ撮影(フラッシュON/OFF)

同じ場所、同じ被写体だが、趣の異なる仕上がりとなった。フラッシュONとOFF両方で楽しめる。

フラッシュ:OFF&ISO/AUTO
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F4.0
シャッター速度:1/125
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3EV
ISO感度:ISO200

フラッシュ:UFL-2(-1.3EV)
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/125
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3EV
ISO感度:ISO200

水中HDR撮影

E-M1には、カメラ内合成が可能なHDR撮影機能が搭載されている。カメラの高速連写機能により、少し動きがあってもHDR撮影が可能だ。水中では無縁に思える方が多いと思うが、有効なシーンも多いのではないかと考えられる。

通常シルエットになるモデルさんの顔や水着が出ている。
撮影モード:MモードHDR1
絞り値:F5.6
シャッター速度:1/125
ISO感度:ISO200

浮遊物が多くフラッシュを発光させるとマリンスノーが出てしまうシーン。HDRでの撮影なら、逆光でもシルエットにならず、ギンガメの個体がハッキリと描写された。
撮影モード:AモードHDR1
絞り値:F4.5
シャッター速度:1/160
ISO感度:ISO200

デジタルテレコン

デジタルテレコンOFF

デジタルテレコンON

E-M5でもデジタルテレコン使用時の画質低下の少なさに驚いたが、E-M1では低下はほとんど見られない。フラッシュOFFでISOが1600以上になった時、デジタルテレコンを使うとノイズが出てくる場合もあるが、それ以外ではノイズレスだ。

PT-EP11

「PT-EP11」は、バヨネット式で、防水レンズポートを交換することが可能。標準の防水レンズポート「PPO-EP01」は、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6Ⅱ」、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」、「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」になる。別売の防水ポートアダプター「PAD-EP08」を用いれば、「フォーサーズシステム規格」に準拠した防水レンズポートを装着して「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」「ZUIKO DIGITAL 35mm F3. 5Macro」の3本のレンズが使用可能。

さらに、今回新しく投入された「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」の水中使用を可能にするために、専用のズームギヤ「PPZR-EP04」も用意されている。耐圧水深は45mとなっており、E-M1のボタン、ダイヤルの水中における操作が可能にデザインされている。気になる浮力は、PPO-EP01を装着し、E-M1&M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZの組み合わせと、PPO-E02+PAD-EP08を装着、E-M1&M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの組み合わせで、海水中でゆっくり沈むよう、最良の浮力に設定されている。

前モデルPT-EP08との大きな違いは、大型EVFを自然に見ることができるように、ピックアップファインダーを採用したこと。それによって超高輝度下の撮影や高倍率マクロ撮影時のピントの確認が、シニアの目でも容易にできるようになった。カメラ本体のメイン、サブダイヤルを操作するダイヤルも、大型化と作動トルクの適正化が図られた。その結果ファインダーを覗いたまま、右手だけで露出補正、フラッシュ補正を行い、撮影することが可能となっている。このE-M1&PT-EP11の組み合わせなら、EVFをのぞいたまま被写体を確認して撮影、EVFでRECピューを確認後、覗いたままダイヤルでフラッシュを補正して、そのまま次の撮影に入れるので、被写体を探しなおさなくても良いことになる。これは大きな変化だと言える。

カメラ機能の使用をほぼ網羅している専用防水プロテクター

「PT-EP11」を背面から見る

「PT-EP11」を斜め上から見る

カメラの機能をほぼ網羅している専用防水プロテクター

大型EVFを水中で見るためのピックアップファインダーを装備

ダイヤルも大型化された

語単にレンズポートの交換が可能

色々な種類のレンズポートが接続可能に!「フォーサーズ用レンズポート」&「マイクロフォーサーズ用ポート」

手前左から
PPO-EP01 マイクロフォーサーズ用ポート
PPO-E04 ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye用ポート
PPO-E02 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO用ポート
PPO-E03 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro用ポート

バヨネット方式のポートを採用し、ワンタッチで交換ができる。非力な女性でも簡単に交換が可能で工具もコツも必要無し。フォーサーズレンズ用のポートを使用する場合は、アダプター「PADEPOS」を接続して使う。
マウントアダプターMMF-3を装着するのでPER-E01が必要。

清水淳 お勧め E-M1 水中撮影システム

UFL-1&PT-EP08+PPO-EP01

一番手頃な撮影システムはUFL-1×1灯のセットだ。容積的にも重量も予算的にも少なくて済む。ミニシューアームもレンズとの距離があるので短いPTSA-02タイプで十分だ。この組み合わせでは、水中でゆっくりと沈む浮力になっている。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」との組み合わせは、水中でも撮影しやすいシステムにな3.M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZは電動ズームなので水中モードとの組み合わせでズーム操作が自動的に行われるので便利だ。E-M5では、電動ズームのコントロールをカメラ上で行えなかったが、E-M1では、十字ボタンに電動ズームを割りつけてズーム操作することが可能だ。やや広めのワイド撮影から、クローズアップレンズの併用での微少なカクレエビやウミウシのアップなども、1本のレンズで楽しめる。より正確なフラッシュのTTL光量調整を望むエキスパートの方には、リモートコントロールフラッシュのUFL-2の搭載を、お勧めしたい。微調整が可能なマニュアル発光や、FP発光なども楽しめる。

UFL-1&PT-EP08+PPO-EP01

UFL-2&PT-EP11+PPO-EP01

UFL-1×2&PT-EP11-PPO-EP01

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの水中使用

UFL-1&PT-EP11+PPO-E02

高性能なM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを水中で使いたいと思うユーザーも、少なくないと考えられる。
最高の防塵防滴性能も備え、全焦点域で撮像面から被写体に20cmの距離まで寄れる、最大撮影倍率0.6倍(35mm判換算)のマクロ性能を持つので、1本のレンズであれこれ撮りたい方にはお勧めのレンズ。専用のズームギヤPPZR-EP04を装着すればプロテクターを介してズーム操作も可能だ。システム的には、ポート:PPO-E02、ポートアダプター:PAD-EP08、ズームギヤ:PPZR-EP04、遮光リング:POSR-EP06を用意すればよい。
ポートが長いので、フラッシュ1灯をプロテクター上部に固定にする方法は、フラッシュ光がケラレやすいのであまりお勧めできない。ポートが金属製になり、システムとして重くなるのが欠点。

E-M1&12-40mmF2.8PRO&POSR-EP06

PPZR-EP04ペンタブ前面より5mm離す

UFL-2×2&PT-EP11-PPO-E02

「E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」をPT-EP11で使う手順」

使用機材の準備

E-M1の専用防水プロテクター「PT-EP11」

防水レンズポート「PPO-EP01 」



M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZと、フラッシュFL-LM2をセットしたE-M1を用意する。フラッシュはポップアップしない状態でセットする。ポップアップすると防水プロテクターに入らないので注意。水中モード使用時は、ポップアップしなくても発光できる仕様になっている。また、エレクトリックズーム機能が搭載されているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZレンズの場合に限ってだが、ズームギヤを用意しなくても電気的にズームが動く仕様になっている。水中ワイドモードをセットした場合は、ズーム/ワイド端、水中マクロを選択した場合は、ズーム/テレ端に自動セットされる。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZのズームの選択を「E-ZOOM」に、あらかじめ設定する必要がある。
ズームの選択がE-ZOOMからM-ZOOM変わらないように輪ゴムをはめておくと良い。E-M1の場合、十字ボタンにズームを操作できるように割り付けも可能だ。

PT-EP11に防水レンズポートPPO-EP01を取り付ける

ポートのOリングをメンテナンス。Oリングを一度外して、Oリング溝&Oリングの清掃、グリスアップを行う。グリスは純正Oリンググリスを、使用する。

ポートリングのロック機構。スライドするとポートリングが回る。ポートリングを反時計方向に回しポートを取り外し、取り付け可能状態にする。

ポートには天地左右の向きがあり、回り止めのパーツがプロテクターを持った場合、右手側に来るようにセットする。

回り止めがはまる穴を確認する。

回り止めがはまるようにポートをセットする。

斜めに入らないように両側を持って、ポートを押しこむ。

ポートを上から押さえたまま、ポートリングのみを時計方向に回す。クリック音を確認。

ポートリングがロックされた正しい位置。

PT-EP11にレンズとフラッシュを装着したE-M1をセットする

カメラをセットする。ストラップ取り付け部が干渉しないように注意。フラッシュはポップアップしない状態で入れること。

シリカゲルはスモールサイズ版のSILCA-5Sを使用する。

電源レバーを操作できるようにセットする。

リアケースについている、メイン開口部のOリングをメンテナンスする。Oリングを一度外して、Oリング溝&Oリングの清掃、グリスアップを行う。

リアケースを閉める。押しつけなければならないような場合は、カメラが正しく入っていないので注意。ロックは確実に。

E-M1水中撮影向けカメラセッティング

詳細な設定をする為、歯車メニュー表示をONにする。

歯車メニューをONに設定。

Fnボタンに水中モードを割り振るための設定をおこなう。

ボタン機能から「Fn1」ボタンを選択。

「Fn1」ボタンに水中モードの切り替えを割り振る。

ボタン機能から「Fn2」ボタンを選択。

「Fn2」ボタンにデジタルテレコンを割り振ります。

次にダイヤル露出補正とフラッシュ補正を割り振る。

メインおよびサブダイヤルに機能の設定をする。

続いてコントロールパネルの表示をセットする。

LVスーパーコンパネをONにセット。

撮影待機中、OKボタンを押すと一目でカメラの設定状況を把握できる。(この表示状態がスーパーコンパネ)

例:スーパーコンパネで色空間を呼び出し、SRGBに設定した状態。

水中モードの呼び出し

「Fn1」に水中モードをセットしてある。

例防水プロテクターではこのボタン。

カメラ上部のモードダイヤルをP、A、S、Mにセット。「Fn1」ボタンを一度押すと水中ワイド、もう一度押すと水中マクロと切り替わり、長押しでモードダイヤルでセットしたモードに戻る。

画面左下のマークモードを確認。魚3匹のマークが水中ワイド、魚1匹のマークが水中マクロ。

内蔵EVFの設定

初期設定では、内蔵EVFの自動切り替えがONになっているので、そのままプロテクターにセットするとセンサーが反応してしまい、EVFのみでの撮影になる。プロテクターに入れて撮影する場合は、内蔵EVF自動切り替え設定をOFFにセットする。

省エネの設定

バッテリーの持ちを良くするためにLCDモニターのバックライトを8秒間にセット。

バッテリーの持ちを良くするためにスリープボタンを1分にセットする。スリープ状態から復帰させる場合は、ボタンやレリースを操作すると、復帰する。

その他の設定

初期設定では撮影確認が0.5秒になっているため3秒〜5秒位に設定する。

モニター上に格子表示をさせる。私は方眼を選んでいるが、好みのタイプで良い。EVFも同時にセットする。

自動切り替えをOFFにしたので、内蔵EVFと背面モニター(有機ELモニター)の切り替えはこのボタンを押して行う。

防水プロテクターではこのボタンになる。

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writer
PROFILE
水中写真や海辺の風景を撮り続ける写真家。執筆や撮影を行う傍ら、沖縄・那覇にて水中写真教室マリーンプロダクトを主宰。カメラメーカーの研究開発にも携わり、水中撮影モードの開発アドバイザーも務め、1998年にデビューしたOLYMPUS C900Zoomから最新機種まで全てのOLYMPUS水中モデルのチューニングテストを行なっている。
PADI Japan/デジカメ上達クリニック、オリンパスの水中デジタルカメラ・インプレッション、オリンパスデジタルカレッジ講師、フォトパスマリンの監修をはじめ写真講座やセミナーなどの講演も多数。著書に「誰にでも撮れる水中写真」(マリン企画)、「デジタルカメラで簡単水中写真」(サンエイティ) 。
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近年の主な写真展

2020年 「WOW WONDERFUL OCEAN WORLD 」:オリンパスギャラリー 東京/大阪 「SUMMER 2020 」:Deco’s Dog Cafe 2019年 「SUMMER 2019 」:Deco’s Dog Cafe 2018年 「WOW WONDERFUL OCEAN WORLD 」:オリンパスギャラリー 東京/大阪 「SUMMER 2018 」:Deco’s Dog Cafe 2017年 「UNDERWATER PHOTOGRAPHER As professional 30th anniversary」:オリンパスギャラリー東京/大阪 「SUMMER 2017 」:Deco’s Dog Cafe 2016年 「SUMMER 2016 」:Deco’s Dog Cafe 2015年 「SUMMER 2015 」:Deco’s Dog Cafe
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