オーストラリア東海岸、関戸紀倫Dialy〜ドライブ&ダイブサファリ〜(第10回)

【Day12】夢の城「パロネラパーク」と滝の滑り台「ジョセフィンフォールズ」で遊びながら、さらに北上ドライブ!

地元オージーの遊びを体験できるジョセフィンフォールズ オーストラリア東海岸、関戸紀倫Dialy〜ドライブ&ダイブサファリ〜

エア(Ayr)の「ヨンガラレック(Yongala Wreck)」に別れを告げ、次なる目的地のケアンズ(Cairns)へと旅立つ。
オーストラリアの大自然を目と体で楽しむ、おもしろスポットに寄り道しながら、今日も充実したドライブを楽しんだ。

Day12〜エアからケアンズ〜

今朝は6:00に起床。
荷物をまとめてケアンズへ出発準備を進めていた。
そして今回お世話になった「ヨンガラダイブ(Yongala Dive)」のクルーたちに挨拶をして、ケアンズ(Cairns)までの436kmの冒険ドライブに出た。

予定では、途中でパロネラパーク(Paronella park)とジョセフィンフォールズ(Josephine Falls)に寄って、ケアンズに到着予定だ。
エア(Ayr)をしばらくケアンズ方面へと北上すると、しばらく一面のさとうきび畑が広がる光景が続く。

ケアンズの道中に広がるさとうきび畑

ケアンズの道中に広がるさとうきび畑

時間もあまりなかったのでひたすらさとうきび畑を走り抜け、午後一にパロネラパークに到着。

想定外にも日本人のスタッフがいたので急遽ガイドしていただくことに。
分かっていれば事前にアポ取っていたのですが、申し訳有りません……。
たまたま他のゲストもいなかったので、マンツーマンで1時間くらいとてもわかりやすいパークの案内をしてくれた。

山からの新鮮な透明な水が畑などに行き渡る

山からの新鮮な透明な水が畑などに行き渡る

階段などについている苔がさらに神秘さを増す

階段などについている苔がさらに神秘さを増す

前から噂では聞いていた。
あのジブリ映画の代表作「天空のラピュタ」に雰囲気が似ているとネットで話題になっていた。
それをガイドのお姉さんに話したら「あ。そうですか〜。その噂は誤解なんです!」と、真剣に語ってくれた。

熱帯雨林の中に潜むお城「パロネラパーク」

熱帯雨林の中に潜むお城「パロネラパーク」

どうやら、ここのパロネラパークには、ちゃんとした興味深い歴史があったのだ。
およそ100年前、26歳の若者「ホセ・パロネラ」というスペイン人が、子供の頃からの夢だった「自分のお城が欲しい」という願いを叶えるため、ほぼすべて自分で建てたといわれているそうだ。
この夢の城が、今では日々観光客でにぎわうテーマパークとなっている。

熱帯雨林の中のお城をガイドさんがじっくり説明してくれた

熱帯雨林の中のお城をガイドさんがじっくり説明してくれた

そんな素敵な城を後にし、次の目的地へと向かう。

天然の滑り台!
ジョセフィンフォールズで遊ぶ

パロネラパークをさらにケアンズ方面へと北上し、熱帯雨林の中を抜けると天然の滑り台がある。

そこは、ジョセフィンフォールズと呼ばれている滝で、クイーンズランドの山から流れ込んでくる天然水が、何万年もの歳月をかけて作り上げたツルツルの天然滑り台だ。
ここは、まさに地元オージー(オーストラリア人)の遊び場だった。

駐車場からジョセフィンフォールズまでの遊歩道

駐車場からジョセフィンフォールズまでの遊歩道

地元オージーの遊びを体験できるジョセフィンフォールズ

地元オージーの遊びを体験できるジョセフィンフォールズ

ケアンズ方面は一年中暑い熱帯の地。
真夏になると、地元の若者などは海パン持って滝に泳ぎにいく、というのがケアンズ流の遊び。

僕も遊んでみた。
まるで子供に戻ったかのように「イェーイ!」と叫びながら滑り台を滑る!
思わず笑顔があふれる、そんな素敵な体験だった。

旅で汗をかいた身体にひんやり冷たい新鮮な水が最高だった

旅で汗をかいた身体にひんやり冷たい新鮮な水が最高だった

時間も少ないので、もうひと頑張りして、目的地のケアンズへ。
日も暮れて、予約していたホテルへと到着。
明日のダイビングに備えて早く寝ることに。

おやすみなさ〜い。

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writer
PROFILE
1988年7月6日生まれ
東京にフランス人の父、日本人の母の間に生まれる。生まれて間もなくフランスのパリに移りフランス人として成長し10年。父は写真家、ダイビングインストラクター。
小さい時から父にフィリピン、タイ、ガラパゴス諸島など自然豊かな場所に連れて行ってもらい、いつの間にか自然が大好きになる。時が経ち2010年にダイビングを始め2011年から沖縄でダイビングインストラクターとして活動。2013年からオーストラリアのダイビングクルーズ船にて働くことになりそこで船内販売用に写真を撮る。今度は撮った写真をソーシャルネットワークにも載せたりするようになり友達に『世界にはこんな場所がある!こんな海がある!』などと紹介するのが楽しくなる。2014年10月にクルーズ船の仕事を終え帰国前にオーストラリアを一周することに決め念願の一眼レフを手に入れ放浪。 現在は、自然写真家として水中写真をメインに世界中を撮影し活躍中。
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