オーストラリア東海岸、関戸紀倫Dialy〜ドライブ&ダイブサファリ〜(第12回)

【Day14】熱帯雨林の滝「バロン・フォールズ」で感動し、ロックワラビーに癒される最終日

グラニティーゴージュで出会ったロックワラビーの親子 オーストラリア東海岸、関戸紀倫Dialy〜ドライブ&ダイブサファリ〜

旅の最終日は、ケアンズ(Cairns)周辺のスポットを巡る。
世界遺産キュランダ(Kuranda)の熱帯雨林や今人気のロックワラビースポットで感動。
ドライブ&ダイブで走って潜った14日間、最後は陸で癒しのひと時を過ごしてきた。

Day14〜ケアンズ周辺〜

キュランダで街歩きを楽しみ
ド迫力のバロン・フォールズへ

6:30頃に起床し、車に乗り込みまずは人気の観光スポットの世界遺産「キュランダ」へ向かった。
キュランダへは車で1時間程で到着し、まずはお土産が並ぶ街並みを回ることに。
いろんなお土産屋さんがあり、特に目立っていたのが、先住民アボリジニがかつて狩などで使っていたブーメラン。
かっこよく彫刻が施されたものが、販売されていた。

キュランダのお土産屋さんがズラリと並ぶ

キュランダのお土産屋さんがズラリと並ぶ

他にも色々なお土産やさんなどが並んでいるが、夢中になっていると時間がなくなってしまうので次のロケ地へ。

次にやってきたのがキュランダの町のすぐ隣にある「バロン・フォールズ(Barron Falls)」という滝。
落差が125mもあり、展望台からの眺めは迫力満点だ。

ダイナミックな絶景が見れる「バロン・フォールズ」

ダイナミックな絶景が見れる「バロン・フォールズ」

バロンフォールズの熱帯雨林に突如現れたかっこいジープ

バロンフォールズの熱帯雨林に突如現れたかっこいジープ

現在は落ち着いているが、雨季になるとここの雰囲気も大きく変わる。
まるで巨大な洗濯機となり、下の滝壺から上の展望台まで、水しぶきが上がるほど!
そんなバロン・フォールズは、ケアンズ(Cairns)から電車でくることもできる。
キュランダ駅の一つ前の駅で停車してくれるので、写真を撮ることも可能だ。

キュランダ高原列車に乗りケアンゼからキュランダまで行くことも

キュランダ高原列車に乗りケアンゼからキュランダまで行くことも

そして次なる目的地へ。

グラナイト・コージで
ロックワラビーにキュン♡

次は少しキュランダの山を下り、内陸方面へ1時間くらいユーカリの木の間を走る。
到着したのは、「グラナイト・コージ(Granite Gorge)」と言う場所で位置的にはマリーバ(Mareeba)の街から少し走った渓谷だ。
ここには「ロックワラビー」という、言わば小さいカンガルーが多く生息していて、餌付けができる。
身近にロックワラビーと触れ合える、日本ではレアな体験ができる場所だ。
さっそく、エサをもらい渓谷の中へ。
すると、次から次へとロックワラビーが僕の周りに集まってきた。

「よしよし、どうぞー」とエサを乗せた手を差し出すと、小さな手で口を押さえながら食べ始めた。
一人で参加したのだが、「かっ、可愛い!」と思わずニヤけてしまった。笑。

グラニティーゴージュで出会ったロックワラビーの親子

グラニティーゴージュで出会ったロックワラビーの親子

ロックワラビーに餌を与えて気軽に触れ合える

ロックワラビーに餌を与えて気軽に触れ合える

パッと見た印象だが、100匹以上はいそうだ。
たくさんいるので、団体で行っても順番を待たないで、餌付けできる。
かなり、面白かった。
子どものようにかわいいロックワラビーと楽しんだ後は、ケアンズに向けて大きく遠回り。
海沿いを通る、お気に入りのキャプテンハイウェイを走って帰った。

ホテルに戻り、全14日間の取材は無事に終了。
トータル走行距離はおよそ2600km。
今回の旅で改めて、オーストラリアがどれだけ素敵な国か、どれだけ僕がオーストラリアを愛しているかが実感できた。

次回は、ついに最終回。
今回の旅の行程を振り返る総まとめ、お楽しみに!

2016年12月10日(土)13:00~15:00
umi cafe(東京都渋谷区宇田川町33-13)

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writer
PROFILE
1988年7月6日生まれ
東京にフランス人の父、日本人の母の間に生まれる。生まれて間もなくフランスのパリに移りフランス人として成長し10年。父は写真家、ダイビングインストラクター。
小さい時から父にフィリピン、タイ、ガラパゴス諸島など自然豊かな場所に連れて行ってもらい、いつの間にか自然が大好きになる。時が経ち2010年にダイビングを始め2011年から沖縄でダイビングインストラクターとして活動。2013年からオーストラリアのダイビングクルーズ船にて働くことになりそこで船内販売用に写真を撮る。今度は撮った写真をソーシャルネットワークにも載せたりするようになり友達に『世界にはこんな場所がある!こんな海がある!』などと紹介するのが楽しくなる。2014年10月にクルーズ船の仕事を終え帰国前にオーストラリアを一周することに決め念願の一眼レフを手に入れ放浪。 現在は、自然写真家として水中写真をメインに世界中を撮影し活躍中。
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