オーストラリア東海岸、関戸紀倫Dialy〜ドライブ&ダイブサファリ〜(第2回)

【Day2】ブルーマウンテンの大自然をドライブ! そして、いよいよダイビングショップに到着

ブルーマウンテンの展望台の中で一番のお気に入りの秘密の場所 オーストラリア東海岸、関戸紀倫Dialy〜ドライブ&ダイブサファリ〜

海だけでなく(今回はまだ潜ってないけど)、陸の素晴らしい景色も堪能するのが、ドライブ&ダイブ流トリップ。
オーストラリアの大自然の手にかかれば、移動時間でさえも、飽きることなく楽しめる。
壮大な景色に癒され、自然の神秘にふれながら進むドライブは、最高!

Day 2〜ブルーマンテンからネルソンベイ〜

■ブルーマウンテン

お気に入りのビュースポットでブルーマウンテンの神秘を思う

まだ暗い朝5:00に起床し、僕のお気に入りスポットへ、日の出の撮影に向かう。
少し来た道を戻って「ローラ(Leura)」という町に来た。
以前一周した時に出会ったお気に入りの展望台があり、ここで朝日を狙う。

まだ薄暗い中、月明かりを頼りに展望台へと5分くらい歩くと2年前と同じ美しい絶景が広がっていた。
早速、撮影を開始。

この1分1分、日が昇ってくるときの光の変化が大好きだ。
太陽も姿を現し、よく見ると渓谷の奥からガスか雲のようなものが流れ込んできた。
そもそもなぜ、ブルーマウンテンという名前なのだろうか。

それは、ブルーマウンテンに広がる91種もあるユーカリの木が起こす、不思議な現象による。

ユーカリの木には油分が含まれていて、気温が上昇するとその油が蒸発する。
それが、大気に放たれて渓谷内に広がり、上から見ると青く見えることから、“青い山脈”=ブルーマウンテンと呼ばれるようになった。
まさに今、日が出てきて暖かい空気が入り込んだので、ガスが入り始めたのだ。

ブルーマウンテンの展望台の中で一番のお気に入りの秘密の場所

ブルーマウンテンの展望台の中で一番のお気に入りの秘密の場所

次に、近くにある「ローラ・カスケード(Leura Cascades)」で撮影をするために移動する。
マイナスイオンに満たされつつ、熱帯雨林の奥へと20分くらい歩くと神秘的な場所にたどり着いた。

マイナスイオンたっぷりの熱帯雨林の中にある滝、ローラ・カスケード

マイナスイオンたっぷりの熱帯雨林の中にある滝、ローラ・カスケード

撮影も無事に終え、ホテルに戻り、朝食を食べてチェックアウト。
今日の予定は、午前中に残りのブルーマウンテンのスポットを取材して、午後から286km走り、ネルソンベイへと向かうのだ。

おしゃれランチを経て
ダイビングショップへ

カトゥーンバ(Katoomba)から少し走るとブラックヒース(Blackheath)という町に出る。ここの「ゴベッツリープ展望台(Govetts Leap Lookout)」も絶景だったので、撮影してからブルーマウンテンを下山することに。

ブラックヒースのゴベッツリープ展望台の景色

ブラックヒースのゴベッツリープ展望台の景色

ブルーマウンテンの迫力ある大自然の道を走ること1時間、「ブルーマウンテンズ・ボタニックガーデン(Blue Mountains Botanic Garden)」に到着。
ここには、およそ48,600もの植物が植えられており、このブルーマウンテンにある植物はもちろん、他にも多くの美しい花や植物を見学することができる。
また、ブルーマウンテンの絶景を眺めながら、テラスでランチもできるという贅沢な場所だ。

ボタニックガーデンでの絶景テラスでランチ

ボタニックガーデンでの絶景テラスでランチ

そしてボタニックガーデンを後にし、ここから下山してネルソンベイ(Nelson Bay)に向けてひたすらドライブだ。
お気に入りの音楽を聴きながらオーストラリアの広大な大地をバックに走ること3時間、シドニーの北に位置する小さな半島にある町、ネルソンベイに到着。

■ネルソンベイ

ここの近海には大物の群れが潜んでいるという情報を手に入れたので、「レッツゴー アドベンチャーズ ダイブ ネルソンベイ(Let’s Go Adventures Dive Nelson bay)」へ行き、明日のダイビングのためにチェックインした。

自社が運営する宿が格安で利用できるということなので、宿泊はそこでお世話になることに。
シェアハウスみたいなスタイルで、キッチンなども自由に使うことなどができる。
ドミトリールームからプライベートルームもあり、「宿泊はなるべく安く抑えたい」という方にはオススメ。

広くて使いやすいキッチン

広くて使いやすいキッチン

とりあえず、カメラなどのセッティングをして、次の日のダイビングに備えて早く就寝。
明日はいよいよ海!
どんな海が待っているのか、楽しみだなー。

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writer
PROFILE
1988年7月6日生まれ
東京にフランス人の父、日本人の母の間に生まれる。生まれて間もなくフランスのパリに移りフランス人として成長し10年。父は写真家、ダイビングインストラクター。
小さい時から父にフィリピン、タイ、ガラパゴス諸島など自然豊かな場所に連れて行ってもらい、いつの間にか自然が大好きになる。時が経ち2010年にダイビングを始め2011年から沖縄でダイビングインストラクターとして活動。2013年からオーストラリアのダイビングクルーズ船にて働くことになりそこで船内販売用に写真を撮る。今度は撮った写真をソーシャルネットワークにも載せたりするようになり友達に『世界にはこんな場所がある!こんな海がある!』などと紹介するのが楽しくなる。2014年10月にクルーズ船の仕事を終え帰国前にオーストラリアを一周することに決め念願の一眼レフを手に入れ放浪。 現在は、自然写真家として水中写真をメインに世界中を撮影し活躍中。
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