編集部員オススメのモノコト(第15回)

密かにハマっていることから詳しい使用レポまで!11月の編集部員オススメのモノコト

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オーシャナ編集部員のオススメアイテムや物事を紹介する連載「編集部オススメのモノコト」。実際に使ってみてよかった、読者にオススメしたいあんなモノやこんなコトをジャンルレスに紹介していきます。

11月は、密かにハマっているお店情報から約70万円のドローンの使用レポート、旅行計画時に参考にしたい施設、長年愛用している伝統工芸品など、4つのおすすめのモノコトを紹介していく。

1.クラフトビール量り売り専門店「TAP&GROWLER」

《紹介者》山中湖でワーケーション中の編集長・中村
下北沢の路地裏にあるクラフトビールのお店、「TAP&GROWLER(タップアンドグロウラー)」の量り売りサービスが最近のお気に入りです。常時18種類ものクラフトビールを用意しているこのお店。
何よりお気に入りの理由は、グロウラー(リユースボトル)を購入できるところ。デザインも素敵だし、頻繁にマイボトルとして使っていると道具好きの私としては愛着も出てくるわけで。もちろん環境にも優しいですしね。

サイズは32オンス(約0.9L)と64オンス(約1.8L)の2サイズ。ちなみに、私は飲みきりやすい32オンスを愛用しています。毎晩、晩酌で色々なお酒を楽しみたいタイプの私にはぴったりのサービスです。

2.DJI社のドローン「Mavic 3 Cine」

《紹介者》元ダイビングガイド、海と人が持続可能に遊び続けられる世界を目指しているWebディレクター/フォトグラファー・ 坪根
先月、とある島での撮影でドローン空撮をおこなった。編集者から「映像のクオリティを重視したい」とのことで、2021年11月に発売されたDJI社の「Mavic 3 Cine」を使うことになった。

金額は699,600円。落とした時の弁償額を考えるとリモコンを持つ手が震える。DJIストアで計算すると、機体の金額は416,460円ほどしそうだ。Cineと名がつくだけあり、ノーマルのMavic 3セットとの差額は306,240円。機体は同じ。カメラも同じ。いったい何の差額なのか?

まず、同梱の送信機が「DJI RC Pro」というモニター内蔵のもので、これが差額で119,680円。普段は送信機にiPhoneをセットするとき、

1.iPhoneのケースを外す
2.iPhoneを機内モードにする
3.送信機のスマホホルダーにつける
4.iPhoneと送信機をケーブルでつなぐ
5.iPhoneアプリをたちあげる
6.送信機の電源を入れる
7.機体と接続してGo flight

この7つの手順が必要だったが、6と7の2つの手順だけになるのだ。しかも画面は晴天時でもめちゃくちゃ見やすい高輝度ディスプレイ。

次に、「Mavic3」の機体との違いが2つある。
1つはデータを保存するストレージが8GB→1TBになること。これは、たとえばMacBook Proで考えると+56,000円ほどの違いに相当する。4K動画をマイクロSDカードに読み書きするのは大変なので、大容量のSSDはありがたい。

もう1つは、動画の保存形式に「Apple ProRes 422 HQ」が追加されていることだ。超ざっくり計算するとコレに約120,000円がかかっていることになる。「Mavic 3 Cine」が“プロの映像クリエイター向けドローン”といわれる理由なのだろう。

じつは先日、2「Mavic 3 Classic」という168mmの望遠カメラ(7倍ズーム)を省いた廉価版が発売された。こちらはMavic 3より約35,000円も安くなっている。

話を戻すが、撮影中は連日でまさかの風速10m/sが続き、心の中で「40マンエン…40マンエン」と怯えながら撮影をしてきた。今回、とある島で撮影した空撮動画と水中動画は、海と川と山のつながりがテーマの美しい映像作品になるだろう。オーシャナ記事での紹介と映像の公開を楽しみにしていてほしい。

3.奄美にあるコワーキングスペース「すこやか福祉センターHUB」

《紹介者》奄美に移住し、ダイビングショップまでのアクセスが徒歩3分の場所になったライター・ 中西
綺麗なサンゴ礁やアマミホシゾラフグ、ホエールウォッチングなどで人気なダイビングエリア奄美・瀬戸内町に移住をしている中西が、ほぼ毎日いると言っても過言ではない、瀬戸内町役場の敷地内にあるコワーキングスペース「すこやか福祉センターHUB」が、最近のおすすめスポット。

お世辞抜きに、こんなに設備が整ったコワーキングスペースは都内でも中々見つからないのでは。Wi-Fiはもちろん、ポータブル電源、会議用の大画面モニター、打ち合わせ用の個室ブース、高さ調節ができるデスク、テラス席など、快適に仕事ができる設備と環境が揃っています。そして、利用した友人も太鼓判を押していたのだが、24時間営業のところ。自分の働きたいタイミング、生活リズムに合わせて利用することができるという「嬉しい」が詰まったコワーキングスペースなのです。さらには、このコワーキングスペースからダイビングスポットまで車で約10分というアクセスの良さは、ダイバーにはたまらなく嬉しいポイントではないでしょうか。

ダイビングで離島に行くとなると、Wi-Fiなどネット環境が整っているか不安なところ。そんな不安を解消してくれるコワーキングスペース「すこやか福祉センターHUB」は、安心して仕事と遊びを両立できる場所だと思います。1日1,200円、1ヶ月12,000円から利用できるので、長期滞在をしてダイビングを楽しみたい方にもとってもおすすめです!

4.文庫革の専門店「文庫屋大関」

《紹介者》5年ぶりにカンズ・アンド・ローゼズのライブに行って、ロック熱が再燃しているライター・山崎
オーシャナの新企画「ニッポンの海と文化」の編集を担当しているのですが、日本らしさを感じるものに心惹かれます。数年前から「文庫革」という皮を使った財布やパスケースを愛用しています。

文庫革とは真っ白な牛革に花柄や浮世絵柄などを型押しして、そこに一筆ずつ彩色を施していく工芸品。
私が気に入っているのは「文庫屋大関」という専門店の製品で、自分が使うのはもちろん、家族や友人へのプレゼントにもこれを選ぶことが多いです。

伝統ある時代柄から、幾何学柄や動植物柄など100を超える柄があり、一つひとつの製品がまさにアート作品。色もとてもきれいなので、眺めているだけで気分が上がります。

オススメのモノコト4選、いかがでしたでしょうか?

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PROFILE
奄美在住。高校生の時にブラジル留学を経験。泳ぐのが苦手で海とは縁がない人生だと思っていたが、オーシャナとの出会いを通じてOWD(BSAC)を取得。オーシャナを通じ、環境問題や海のことについて勉強中。
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