編集部員オススメのモノコト(第10回)

ダイビング器材から伝統工芸品まで!6月の編集部員オススメのモノコト

オーシャナ編集部員のオススメアイテムや物事を紹介する連載「編集部オススメのモノコト」。実際に使ってみてよかった、読者にオススメしたいあんなモノやこんなコトをオールジャンルに紹介していきます。

6月は、米軍と共同で設計された「apeks」のRK3フィンや、甲州で400年以上続く伝統工芸品である名刺入れなど、4名のオススメをピックアップ!編集部員が実際に使ってみて感じたおすすめポイントの解説とともにご紹介していく。

1.Patagoniaの「キャプリーン・クール・トレイル・シャツ」


《紹介者》元ダイビングガイド、海と人が持続可能に遊び続けられる世界を目指しているWebディレクター・フォトグラファー坪根
リサイクルポリエステル、フェアトレードの縫製が使われていて、肌からの水分を吸湿発散し、優れた通気性と速乾性であらゆるシーンで快適な着心地です。海用にラッシュガードを着る人は多いと思いますが、ピッチリサイズだと水に濡れた状態で着るのがつらい。そんな時、ゆとりのあるシャツタイプなら着脱が楽なので、ウェットスーツを脱いだ後に軽く着ることができます。屋久島でのトレッキングにも活躍し、梅雨の小笠原諸島や沖縄では普段着として役に立ちました!登山のアンダーウェアに好んで使われるだけあり、汗をかいた際の防臭性も優秀。汗が気になる方は夏場のインナーにも◎。patagoniaは大きめサイズが多いが、SかMかで迷う方はMがおすすめ!

続いて坪根さんからのオススメもう一つは、

2.「apeks」のRK3フィン


米軍と共同で設計され、卓越したパフォーマンスと信頼性のあるフィン。ドライスーツのブーツでも履きやすい形と、簡単に着脱できるスプリングストラップ。頑丈なゴム製のフィンです。
・フィン先に施されたベント(穴)により、アップストロークでのキック抵抗が減少
・ブレードが短いのでホバリング中に方向転換したり、サンゴや魚からバックして離れるためのフィンキックがしやすい
・波のある日のショアダイブで海岸を歩いてエントリー、イグジットすることも容易
上記3点がオススメポイントです。

ピンク、イエロー、オレンジなど鮮やかなカラーが女性ダイバーにも人気!先日の取材時に、積田はピンク、坪根はホワイト、ガイドインストラクターがブラックで偶然にも3色がそろった時の写真です。

apeksとは?

イングランドの小さなガレージで誕生したapeksは安全性と快適性を追求し、深海や氷の海など地球上でとりわけ高度なダイビング技術を必要する場所へ足を踏み入れる際にダイバーに選ばれている。
同社は2006年からビジネスをあらゆる環境的視点から見つめ直し、エネルギー消費の削減、廃棄物の削減、環境リスクの削減などが評価されている。

3.印伝(いんでん)の名刺入れ


《紹介者》良い物を長く使うのが、自分の心にもエコにもいいのかな〜と最近思う企画営業・編集者・ライター 積田
印伝(いんでん)は、甲州(山梨県)で400年以上にわたり伝承される伝統工芸品。鹿革に漆で模様をつけたもので、財布やバッグ、スマホケースなどさまざまな小物が作られている。私が愛用しているのは名刺入れ。漆のつるっとした手触りの良さと鹿革の柔らかさが愛おしくて、名刺交換をするたびにそっと手で握って感触を確かめてしまう。その度に、買ってよかったな〜と実感します。印伝を知ったのは、母の実家である山梨県に訪れた時。親族で集まった際、叔母が印伝の財布やらポーチやらを印伝のバッグから取り出していて、「なんだこれは?」と興味を持ったのがきっかけでした。最初は正直古臭いかな〜ババくさいかな〜と思ったりもしたのだが、小花模様や可愛らしい色合いのものもあり、見ていくうちにいつの間にか虜になっていた。印伝の模様は青海波や小桜など日本の自然や四季からインスパイアされており、それも惹かれる理由の一つだったのかもしれないです。この名刺入れの模様は「輪繋ぎ」といって、輪の形が絶え間ない繋がりを連想させ、その連なりによって平和と円満が無限に続くようにとの願いが込められている。まさに初めて会う人と繋がるシーンに必要な名刺入れにぴったりです!

4.「リトルハンズハワイ」の子どもや海に優しい日焼け止め


《紹介者》水泳漬けの毎日から、次はスキューバ・フリーダイビング漬けの毎日へ。ライター・ 神宮司
この日焼け止めは、ハワイ島に住みサーフィンを楽しむ夫婦が、子どもたちや海に安全な日焼け止めが手に入らなかったので、自分たちでつくったのが始まりだそうです。 成分はオーガニックな100%天然のものだけが使われていて、もちろん、サンゴ礁に害を与えるオキシベンゾンやオクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)を含まず、生後6週間の赤ちゃんから使えるやさしさ!肌を綺麗にするエルダーベリーや自然のSPF(※)が含まれていると言われるココナッツオイルが、ベタつかずしっとりとした肌をキープしてくれます。 カラーはベージュとホワイトがあり、私は毎日BBクリーム代わりにベージュを使っています。肌に馴染むので、ナチュラルメイクのような仕上がりになります!ココナッツのほのかな香りもするので、毎日塗るのが楽しみです。 SPF35ですが、他社製品との比較実験を行っても効果にあまり差はありませんでした。実際にSPF35以上はあまり効果が変わらないという研究結果が出ているそうです。 そして、パッケージまでも自然に優しいのがポイント。紙素材なので、プラごみ削減にもなります。
※SPFとは:Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線によって起こる急性の炎症の防止効果の程度を表している。

5.「mont-bell」のコンパクトドリッパー


《紹介者》コーヒーは南アメリカ産が好み。豆の状態で買って自分で挽いて飲むのがマイブームになっているライター・ 中西
コンパクトに折り畳めて、洗って繰り返し使えるmont-bellのコーヒードリッパー。箸をドリッパーの横の穴に通し、コップの上に固定させ、コーヒーやお茶をドリップします。できるだけ使い捨てのものを家から無くしたいと思い、自宅用に購入しました。紙のフィルターに比べると、お湯の通りがよく、ドリップ時間が短い印象があります。一番気に入っているポイントは、メッシュ素材で洗いやすく、乾きやすいので衛生的にも文句なしなところです!

オススメのモノコト5選、いかがでしたでしょうか?
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PROFILE
奄美在住。高校生の時にブラジル留学を経験。泳ぐのが苦手で海とは縁がない人生だと思っていたが、オーシャナとの出会いを通じてOWD(BSAC)を取得。オーシャナを通じ、環境問題や海のことについて勉強中。
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