紀伊半島・串本ダイビング特集(2016Autumn)(第1回)

紀伊半島最南端のダイビングエリア「串本」の魅力を現地からお届けします! ~思い出の詰まった海~

串本町のシンボル「橋杭岩」

串本町のシンボル「橋杭岩」

15年以上前に通った
関西人気ナンバー1の海

帰ってきました! 串本の海。

「マリンダイビング」で働いていた15年以上前、関西担当として通った海です。

それまで伊豆担当だった僕は、驚くことも多かった。

水中で「カエルアンコウ」というスレートを見せられ、指をさされてもまったくわからない。
何度、指の先を見ても「カエルアンコウなんていない……だまされているのかな?」とよ~く見て、びっくり!

ひぃ。カエルアンコウのおばけ!

バレーボール大ほどもある(ように感じた)オオモンカエルアンコウなのでした。

「あんなでっかいのに、なんで見えないの?(笑)」と笑われましたが、それまで、カエルアンコウといえば、数センチのイロカエアンコウとかベニカエルアンコウしか見たことがなかったので、脳もそのつもりでフォーカスが合わず……。

また、関東のダイバーは、誌面に載せる集合写真をお願いしても、照れたり遠慮したりしてなかなか集まらない。
それが、関西でお願いしたら、一瞬で大集合(笑)。

「事務所、通してや~」「いつ載るん?」とノリノリで、地域性を感じたのでした。

と、思い出を語ったらキリがないので、この辺で……。

■本州最南端の町

串本初ダイビングの
越智カメラマン

一方、世界の海を渡り歩く、同行の越智隆治カメラマンは、串本初ダイビング。

「何が撮れるかわからないので、万全の準備をしてきた」というのですが、なんか、いつもよりカメラが多いんですけど……(笑)。

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太平洋に面した本州最南端の串本の海。
赤道直下から太平洋を北上してくる、世界最大級の暖流・黒潮の恵みを色濃く受けた、日本屈指のダイビングエリアです。

今日からおよそ1週間、僕にとっては懐かしく、越智カメラマンにとっては新鮮な、串本の魅力を現地からお伝えします!

陸の拠点はダイバーのための宿「串本倶楽部」

陸の拠点はダイバーのための宿「串本倶楽部

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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