寄生虫を愛するマニアック道「パラサイト・ラヴァーズ」第2弾(第13回)

ウミクワガタならこの人! ~パラサイトラバーズ憧れのガイド~

シルバーウイークに函館行って来ました。
ウミクワガタを見たいなら、会いたいなら、撮りたいなら、この人!

世界中で誰よりも、ウミクワガタを見つけるのが上手で、自由自在にウミクワガタの気持ちになって操るガイド様。

北海道函館「グラントスカルピン」
の北の伝道師、佐藤長明さん!

佐藤長明さん

佐藤長明さん

ダイビングガイド様ですが、この方の写真に憧れるダイバーは多いのではないでしょうか。
写真は、マクロからワイドまで。
そして、アートのような素敵な写真から貴重な生態シーンまで。
この方の1枚の静止画写真に息を飲んでしまったフォト派ダイバーは多々いるはずです。

佐藤長明さんの写真を見て一緒に潜ると、同じような写真が撮れるんじゃないかと錯覚します。
これを私達の間では、「長明マジック」と呼んでおります。

この状況で、このレンズで、この設定で、と詳しくアドバイスされるにもかかわらず、全然イメージ通りに上手く撮れない、レベルの違いにガックリして挫折して帰るの毎度のパターンです。

佐藤長明さん曰く、ウミクワガタはたぶん、暖かい海から冷たい海まで、どこにでもいて、「この海にはいる!」とピンと来るらしい……。

そして、米粒より小さいウミクワガタを誰よりも上手く操るのだ。
大人しく、じっとしてるのだ。

■TG3顕微鏡モードで撮影
ウミクワガタ(提供:Julia)

それしても、なんと、最近はウミクワガタのリクエストが多いとか。
嬉しいことです。

「寄生虫」なのに人気のあるウミクワガタ。
栄養分吸っているイメージより、昆虫のアルビノっぽい風貌が人気の秘密でしょうか?

ぜひ、ウミクワガタに興味がある方は函館臼尻のグラントスカルピンへ。

広くてきれいな施設は、カメラ置きや電源など、フォト派が過ごしやすいよう、細部に渡って考えられている

広くてきれいな施設は、カメラ置きや電源など、フォト派が過ごしやすいよう、細部に渡って考えられている

注意)ちなみにご本人はウミクワガタはまったく「売り」にはしておりませんのであしからず……。

JULIA・プロフィール

写真/JULIA

写真/JULIA

生まれも育ちも房総半島。自称:半農半漁、時々ダイバー。
2001年からダイビング開始。キモカワユスな生物が大好きなお絵描きダイバー。
格安で入手したコンデジ4台をすぐに水没させ、「1000本潜るまでカメラは買わない」と心に誓う。初めての新品の10m防水のOlympus μを購入したが、半年後、キモカワユス生物をメルヘンに撮りたくデジタル一眼レフを購入し今に至る。目指すはキモカワユスの伝道師。
http://seahorse.exblog.jp

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