人気のパラサイト(寄生虫)の見つけ方のコツ
当初、連載は1年というお話だったので、Parasite lovers白石拓己会長が前回「今回で終わりです」と書いてしまったのですが、継続の了承をオーシャナ様から頂いたので連載続けま~す。
わーいわーい。
オーシャナでも告知していただいたのですが、6月7月の2か月間、新宿マリングにて第2回Parasite lovers写真展を行っておりました。
水中の寄生虫を愛するパラサイト写真展、第2回が開催 | オーシャナ
足を運んでくださるほとんどの方が、興味・好奇心があってと好意的な方がほとんどなのですが、中には「怖いもの見たさ」で来る方も結構いるんですよー。
「へーっ こんな世界があるんだ!」「かわいいーーー!!!」「うわっ これやばいでしょ!」
反応はそれぞれですが、自分の知らない世界を楽しんでいただけたなら企画する側としては本望です。
一番多い質問は、よくこんな小さなもの見つけられますね?!どうやって見つけるの?
そこで、こっそり?ポピュラーなParasiteの見つけ方のコツを伝授します!
コペポーダの見つけ方
実は魚やカイメン、貝殻どこにでもいますが、イソギンチャクによく付いている。
卵が白くて卵がウサギの耳のように見える子は目立つが、体が透明なものが多く目立たない。
ウオジラミ、メダマイカリムシ、グソクムシの見つけ方
魚(タカノハダイ、エイ、ブダイ、)にくっついてるのでわかりやすい。
エビヤドリムシの見つけ方
甲殻類がコブのように盛り上がっているうえに、遭遇率が高いです。
ウオノエの見つけ方
一番難しい!
やみくもに魚の口の中をのぞいても見つかりません…。
Juliaは、Parasite loversの先駆者のように思われていますが、いえいえ、もっと前からこの虫君を撮影している女性がいるのです。
それは「どすこいあらし」さん。
Parasite歴はずっと長いです。
この「どすこいあらし」によると、「私は匂いでわかるの!この魚の口の中にいる!」って…。
ええええ。
水中で匂い?????
Parasiteの聖地の柏島のガイドのアクアスまっちゃんも「あ!わかるぅ!匂いやで!」
ますますわからない…。
意味不明…。
Parasiteを探し始めて1年経過して、やっと難易度の高いウオノエを自力で探せました!
わかりました!!
そうです。
匂いです???!!!これが匂いかぁ!!
実は、宿主の魚の動きがぎこちないんです。
体もウオノエに栄養を吸収されているせいか、スレンダーな体系…。
Parasiteを見つけるには、まずは観察力です。
観察力を上げるのに、Parasite探しはいかがですか?
あ、もちろん「愛」一番大事ですね!
筆者プロフィール
JULIA
生まれも育ちも房総半島。自称:半農半漁、時々ダイバー。
2001年からダイビング開始。目指すはキモカワユスの伝道師。
海ネタ中心のJuliaのブログを毎日更新していますので、ぜひご覧くださいー
寄生虫を愛するマニアック道「パラサイト・ラヴァーズ」第2弾(連載トップページへ)
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