寄生虫を愛するマニアック道「パラサイト・ラヴァーズ」第2弾(第10回)

寄生虫は人の心まで突き動かす! パラサイトとの出会い

はじめまして!!

八丈島ダイビングショップ・アラベスクの荻野昌博です。

かなりマニアな方が集まるパラサイトラヴァーズ。

まずはじめに、まじめに、お伝えします。
実は僕、パラサイトにはあまり興味がありませんでした、ハイ……。

初めて水中でパラサイトを見た時は、なんのこっちゃ意味不明だったし、ブダイの口内にいるタイノエを見た時には「うえっ」って……。

そんな僕に訪れた転機。
それは、今年の始めまで勤めていた「八丈島コンカラー」の寄生虫ブーム。

さまざまな魚の口内にいる“ウオノエ”探し。

一時期、ガイドを含めゲストさんまでも積極的に探していました。

そして僕にもついに”ウオノエセンサー”が!!

一眼のファインダー越しではなく、肉眼で見えるミヤコキセンスズメダイ口内のウオノエ。
その複眼までくっきりと。

遠目からでも感じるほど、落ち着きなく口を動かしているセナキルリスズメダイ。
近づいて見てみると……うわあ、やっぱり。

そして、ある時、パラサイトラヴァーズの主要メンバーであるjuliaさんをガイドさせてもらった時の事。
1便に乗り遅れ、一人テンションがた落ちのjuliaさん。

そして、発した僕の一言。

「juliaさ~~ん。あそこと、あそこと、あっちにもウオノエいましたよ~~~~」

僕には確かに聞こえました。
彼女の心に大きなスイッチが入った音を!!

「おぎちゃん! あたし勝負する!! その子の特徴といる環境教えて!!」

詳細を伝え、集中しながら15分のイメージトレーニングの後、海に向かいました。

もちろん、大勝利。

そう、寄生虫ウオノエは人の心までも突き動かす!!

そして、今日も明日も、気がつけば目にしているパラサイト。
そう、結局気にしている自分がそこにはいる……。

せめてものメルヘンショット!

ソラスズメダイとウオノエの共生

ウオノエ in ソラスズメダイ

プロフィール

荻野昌博

荻野昌博
八丈島ダイビングショップ・アラベスク代表

八丈島のフォト派の草分け的存在であるコンカラーの田中幸太郎の元で四年半の修行の後、独立。安全に楽しく潜れるように! 楽しく笑って一日を過ごせるように! をモットーに日々勉強中。また、全国の若手ガイドが集まる『新世代ガイドブログ』を執筆中。

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海とスキューバダイビングの総合サイト・オーシャナ、つまりこのサイトの編集部です。

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