オーストラリア・グレートバリアリーフでダイビング!(第3回)

こんなナイトダイビング、経験したことない!大物狙いのワンダフルナイト

ナイトダイビング(撮影:越智隆治)

ビールとナイトダイビングを天秤にかけたらビールが勝ってしまうこともある自分ですが、このナイトダイビングはビールの誘惑に負けなくて本当に良かった。

通常、ナイトダイビングというと小物探し、マクロ撮影というのが定番ですが、リボンリーフ「チャレンジャーベイ」でのナイトダイビングはなんと大物狙い! 
越智カメラマンも「マニュアルフォーカスギアがないんだよな…」とぶつぶつ言いながらもワイド撮影用のレンズでエントリー。

船底にはすでにロウニンアジやギンガメアジが渦を巻いています。

ナイトダイビングのロウニンアジ、ギンガメアジ(撮影:越智隆治)

彼らは、クルーズ船が発する光に集まるプランクトン狙い、さらに、プランクトンを狙う魚を狙っています。

アンカーロープを降りていくと、水中ライトにつられて、船底からロウニンアジがついてきます。
手が届きそうなくらいの距離でグルグル回る様子は大迫力!

さらに、運が良ければロウニンアジの捕食も見られます。
実際、他のグループでは、バラハタをロウニンアジが奪い合う壮絶なシーンが目の前で繰り広げられたとのこと。

その他、バラフエダイがサンゴの隙間で寝ている小魚をサンゴごとガシガシ食べているシーンやそれらのおこぼれにあずかろうとサメが集まるなど、ナイトダイビング=“静かにマクロ探し”というイメージを覆す、エキサイティングな夜。

ナイトダイビング(撮影:越智隆治) ナイトダイビングのサメ(撮影:越智隆治)

船底まで戻ってくると、今度は数を増したギンガメアジの狂騒。

光に集まった水面のプランクトンに大きな口を開けながらアタックを繰り返し、その周りをロウニンアジがウロウロ。
目の前を猛スピードで行き交うギンガメアジの群れは、昼より間近で見られて迫力満点。

ナイトダイビング(撮影:越智隆治)

大物狙いのワンダフル・ナイト。
こんなナイトイビング、体験したことない!

GBR潜り歩きパート1、これまでの記事

【おまけ】※撮影裏話

ナイトダイビングではオートフォーカスだとなかなか被写体にピントが合いません。
猛スピードで動く回遊魚だとなおさら。
では、マニュアルでフォーカスすれば?と思いきや越智カメラマンのハウジングにはマニュアルフォーカスギアがなく、結果、こういうことに……。

ライトいっぱい!(>_<) ナイトダイビングのライト(撮影:越智隆治)

当初2つのライトで潜ったのですが、水底ではまったく光が足りず四苦八苦。
4つライトを持って、越智カメラマンの後ろからカメラの動きに合わせて光を照らし、何とか水面のギンガメアジを撮影できたのでした。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

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