オーストラリア・グレートバリアリーフでダイビング!(第2回)

巨体がすぐ目の前に!ジャイアントポテトコッドとにらめっこ

【GBR潜り歩きパート1】
グレートバリアリーフのその先へ、スピリット・オブ・フリーダム号でコーラルシーへ向けて出発! | オーシャナ

リボンリーフのジャイアントポテトコッド(撮影:越智隆治)

出港日はグレートバリアリーフ(GBR)でチェックダイビングし(贅沢!)、一晩寝て目を覚ますと、スピリットオブフリーダムがいる場所は、すでにグレートバリアリーフのその先。
10のリーフが連なるリボンリーフの北端、No.10の「コッドホール」です。


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エントリーすると、水がクリア!
前日のチェックダイビングのポイントより格段に透明度が良く、純白の砂地に巨大なサンゴの根が点在する、潜るたけで気持ちのよいポイントです。

そして、お目当てのジャイアントポテトコッド(カスリハタ)もすぐに登場!
数匹いる中から、1.5mはあろうかというひと際大きな個体が、こちらに気が付くとシッポをふりふり寄ってきます。
ワンコみたい(笑)。

リボンリーフのジャイアントポテトコッド(撮影:越智隆治)

コッドはカメラのレンズやダイバーのマスクをものほしそうにのぞき込むのですが、しばらくして何もくれないことがわかると、プイっと行ってしまいました。

フィード(餌付け)されているとはいえ、巨大なハタとの、まさに”目と鼻の先”でニラメッコできるなんて、得難い体験です。

リボンリーフのジャイアントポテトコッド(撮影:越智隆治)

2本目は彼らお待ちかねのご飯の時間。

1本目で出会ったのと同じコッドが、いつもごちそうをくれるニックに巨体をすり寄せておねだり。

体の小さなコッドやほかの魚にはゆずるものかと彼らを押しのけ、たまにニックの手までかじってしまう意地汚さをみせ、目の前で口の中全開にして一心不乱にごちそうをほおばります。

リボンリーフのジャイアントポテトコッド(撮影:越智隆治)

ワンコよりちょっとおバカっぽくて、愛嬌たっぷりのリボンリーフの主との出会いでした。

スピリットオブフリーダム(撮影:越智隆治)
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writer
PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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