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“ミスターオリンパス水中”清水淳の水中カメラレビュー（第7回）

【“ミスターオリンパス水中”清水淳のカメラ・ハウジングレビュー】-E-M5MKⅢ＆UH-EM5Ⅲ-

公開日：2021.4.11

最終更新日：2022.3.3

清水淳

【UH-EM5Ⅲ】使いやすくなった新機能

交換可能なシャッターレバー

使用するグリップによって長さの異なるシャッターレバーが用意され、ユーザー自身による交換が可能に。MPBK-04グリップを使用している方は短いタイプのシャッターレバーでOKだ。

2種類の外部フラッシュ接続

外部フラッシュの接続は従来のカメラ同梱のFL-LM3を使用する方法に加えて、別売のLEDフラッシュトリガー「STR-04」をカメラのホットシューに取り付け、外部フラッシュをトリガー信号でシンクロさせる方法が選択できる。
「STR-04」を使用すると、カメラ付属フラッシュのチャージ待ちの時間がなくなるため、連続でショートインターバルの外部フラッシュ発光が可能となり、動きの速い被写体を捉えるのに効果的なストロボ撮影を期待できる。ただしTTLは使用できず、完全なマニュアル発光となるのでご注意を。また、カメラ内部のバッテリーの消耗削減にも役立つ。

STR-04
¥35,000（税別）

【UH-EM5Ⅲ】拡張アクセサリーポート

将来的な、外部大型モニターなどのアクセサリー増設を可能にしたM16ポート搭載。

レンズリリースボタン

カメラ台座にセットされたレンズリリースボタンアダプターを、ハウジング側のレバー操作で作動させることが可能に。これにより、カメラをハウジングから出さなくてもレンズをポート側から脱着させることが可能になった。

ユニークなアクセサリー

AD-M67-04/フリップアダプター
趣の異なるウェットレンズの装着や倍率の異なるクローズアップの装着が可能

UMG-01/視度調整機能付きモニターフード
EVF用のピックアップファインダーが装備されていないため、細かいピント合わせには必須

セットアップ例

MZD12-45mmPRO

カメラ：OLYMPUS OM-D E-M5MKⅢ
レンズ：MZD12-45mmPRO
防水ケース：UH-EM5Ⅲ
レンズポート： DLP03P+AD-LP-01
フラッシュ：UFL-3
グリップ：MPBK-04

MZD8mmFISHEYE

カメラ：OLYMPUS OM-D E-M5MKⅢ
レンズ：MZD8mmFisheyeF1.8
防水ケース：UH-EM5Ⅲ
レンズポート：OLYMPUS PPO-EP02
フラッシュ：OLYMPUS UFL-3
グリップ：MPBK-04
アーム：MPアームL SET

ZD50mmMC＋EC20

カメラ：OLYMPUS OM-D E-M5MKⅢ
レンズ：ZD50mmMC+EC20&MMF-3
防水ケース：UH-EM5Ⅲ
レンズポート： MPZD50mmEC20
ライト：RGBLue System03PC
グリップ：MPBK-04
アーム：MPアームS SET(MPA-S03AD)
レンズホルダー：MPLH67

MZD30mmMC

カメラ：OLYMPUS OM-D E-M5MKⅢ
レンズ：MZD30mmMC
防水ケース：UH-EM5Ⅲ
レンズポート： FLP04+AD-LP-01
ライト：RGBLue System03PC
延長アダプター：YSエクステンション
グリップ：MPBK-04
アーム：MPアームS SET(MPA-S03AD)
レンズホルダー：MPLH67

MZD14-42mmEZ&UWL-400A

カメラ：OLYMPUS OM-D E-M5MKⅢ
レンズ：MZD14-42mmEZ
防水ケース：UH-EM5Ⅲ
レンズポート： FLP06+AD-LP-01
ライト：RGBLue System03PC
延長アダプター：YSエクステンション
グリップ：MPBK-04
アーム：MPアームS SET(MPA-S03AD)
レンズホルダー：MPLH67
ワイドコンバージョンレンズ：UWL-400
コンバージョンアダプター：SR-M67>M52-02

MZD14-42mmEZ&UCL900PRO

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writer

清水淳

PROFILE

1964年生まれ。水中写真や海辺の風景を撮り続けている。執筆や撮影を行ないながら、沖縄･那覇にて水中写真教室マリーンプロダクトを主宰。　また、カメラメーカーの研究開発にも携わり、水中撮影モードや水中ホワイトバランスの開発アドバイザーも務める。1998年にデビューしたOLYMPUS C900Zoomから最新機種まで全てのOLYMPUS水中モデルのチューニングテストを行なっている。カメラ機材に精通し、機材の特性を生かす能力が評価され、水中撮影アクセサリーメーカーのアドバイザーやテスト撮影の要望も多い。執筆活動では、水中撮影機材の解説や撮影の仕方、楽しみ方の記事をPADI Japan/デジカメ上達クリニック、OMDS/水中デジタルカメラ・インプレッション、マリンダイビング.ウェブ/水中デジカメ撮影教室、オーシャナ/カメラレビューを現在連載中。最近では、「清水淳のマンツーマン水中写真教室」が好評いただき熱意あふれるフォトグラファーたちと一緒に撮影をしている。
公式ホームページ　https://shimizu.marine-p.com/ 公益社団法人日本写真家協会会員。

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