【伊豆海洋公園】初心者から上級者まで楽しめる豊富なコース取りで充実ダイビング閲覧無制限
伊豆海洋公園はこんなところ
伊豆海洋公園は伊豆半島の東海岸に位置し、東名高速道路、沼津ICまたは長泉沼津ICより約55kmと、1964年の開業以来都心からも非常にアクセスしやすく、長年多くのダイバーに愛され続けているダイビングポイント。
そして何より、日本でも最大級のダイビング施設を誇る伊豆海洋公園ダイビングセンターは広々としたセッティングエリア、屋根つきの休憩エリア、最大40名が利用できるジャグジー付き温水層などなどダイビング後の休憩なども広々と使えることでも多くの利用者が一年中訪れる。
伊豆海洋公園「ビーチポイント」
海の見どころ
初心者から上級者まで幅広くダイバーに愛されている伊豆海洋公園は、タンクのセッティング場所から楽々エントリーとエキジットができ、エントリーすればメインの海中ポストまでガイドロープがまっすぐ伸びていてバディダイビングが慣れていない方でも安心してナビゲーションができる。
また、ワイドなども楽しめるポイントとして、1の根の先端などには美しいソフトコーラルなどそこに群がるサクラダイやキンギョハナダイがカメラ派などをも魅了する。 マクロももちろん一年中豊富で、いろんなガイドさんから寄せ集められた情報やサービスが調査ダイブをして調べた情報を元に、週に1回生物情報の載った水中マップを更新し無料で配布していているので、マクロをじっくり撮りたい人や観察したい人にはかなり嬉しいサービス。
そして全国的にも有名なのが、水深15m付近に海中ポストが設置されていて、サービスで販売している防水ポストカードに宛先とメッセージを書けば実際に届くことでも知られているポイントだ。
BuddyDive的
おすすめコース

エントリー時は右側からロープを使って、エキジット時は左のロープを使う
1.エントリーしてガイドロープを直進
エントリーしたら左側にガイドロープが見えるので、ロープ沿いに直進する。
2.1の根に向かうメインのロープを直進
50mくらい進むと1の根に向かうロープが見えてくるので、そのままメインのロープを直進。
3.カケアガリ
この辺から水深が深くなっていく「カケアガリ」と呼んでいる。
4.カケアガリを進んでいく
カケアガリを進んでいくと、ゴロタと砂地の境目が見えてくる。
5.ポストを目指してガイドロープを進んでいく
ガイドロープを進んで行くと、砂地に「海中ポスト」が見えてくるので向かう。
6.海中ポスト
この辺で右側に海中ポスト、そしてガイドロープのエンドには漁礁そしてクリスマスの時期になると、シーズン限定でクリスマスツリーが現れる。 海中ポストは実際に防水のハガキに宛先を書いて出せば届くことで有名だ。
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7.鉄枠を目指す
漁礁を左に曲がると、砂地に鉄でできた四角い鉄枠が見えてくるのでそこへ進んでいく。
8.鉄枠を右へ
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9.鉄枠のすぐ沖の岩
鉄枠のすぐ沖には1つだけ大きい岩があり、そこで帰る方向へ向かう。
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10.岩場を進んでいく
鉄枠の裏の岩場を、生物を探しながら進んでいく。
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11.タツ岩
岩場を進むと、大きめの岩「タツ岩」が見える。
タツ岩を目印に、カケアガリをガイドロープの方向に水深を浅くしていく。
12.「オクリダシの入り江」に向かう
メインのガイドロープと1の根に向かうロープを通過して「オクリダシの入り江」に向かおう。
13.ラクダ岩
しばらく進むと、「ラクダ岩」が見えてくるので、安全停止をしながら生物を探す。
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14.安全停止のあとはガイドロープへ
安全停止が終わったらガイドロープを目指して進んでいく。
わからなくなったらスタート地点にあるブイを目印に。
15.エキジット
ガイドロープに到着したら、安全上のため自分のスキルに自信があっても必ずガイドロープを掴みながらエキジットをしましょう。
おまけ
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おすすめコース
ワンポイント・アドバイス
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I.O.Pの人気者のゴールデンヒラメ。見れたあなたは縁起がいい!?
砂に埋もれて隠れていることが多く、砂地を意識しながら進めば出会える可能性が高い。
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近づき過れば逃げるので注意が必要。ある程度の距離を保ちましょう。
この時はクリスマスツリーのすぐ隣に隠れていた。
ここはとにかく情報が多くて、生物観察や撮影などには本当に適しているポイントだ。事前にサービスで細かな情報をゲットして自分が見たいものや撮影したいものなどをしっかりとイメージつけてから海に入ろう。 カメラ派やじっくり生物を観察したい方にはオススメの海。
今回は、ガイドロープから離れないで行く王道のコースを回ったが、何回も通ってポイントがわかってきたら1の根なども行ってみてほしい。
海洋公園は、週末になると多くのダイバーで賑わうので、水中も陸も譲り合いが大切。
特に水中では、多くの人に迷惑となるので、生物へのアプローチの仕方がわからない人は必ずサービスのスタッフに聞いてから写真を撮ったほうが、よりいい写真が撮れるはず。
そして、注意してほしいのがエントリーとエキジット時のスロープの使い方。
エントリー時はフィン、マスクをつけ、レギュレーターを咥えた状態で、右一列となり壁の方を見ながらロープに捕まり、カニ歩きでゆっくりと海へ入って行き、波が来る時は止まり、波が引ききったら動き出して、ある程度水深がきたら海に入る。
エキジットの時はガイドロープ沿いに帰れば、自然とエキジット用のロープになる。
帰りも腰ぐらいの高さまできたらフィンを外し、マスクとレギュをつけたままロープを離さないでエキジットをしよう。
(撮影/関戸紀倫)
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