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“バディダイビングの海”潜り歩き・おすすめコース攻略法(第20回)

【日高】四季で変化する海中景観を楽しみながらレア生物を見つけよう!閲覧無制限

カテゴリ:
バディダイビング
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日高はこんなところ

紀伊半島のちょうど真ん中あたり太平洋側に位置する日高は、京阪神から一番近いダイビングスポットの一つ。

大阪市内から車で約2時間と好アクセス。
紀伊水道に面し、美しいリアス式海岸の方杭(かたくい)海岸。
方杭湾沖には一文字防波堤や蟻島があるため天候に左右されにくく海況が安定している。

日高ダイビングセンターは、日高町営の温泉館「海の里」みちしおの湯の施設内にあり、アフターダイビングには、海が一望できるの露天風呂(天然温泉)やクエ料理なども楽しむことができる。
またボートポイント「ミジン畑」というその名の通り数多くのミジンベニハゼが見られることで人気のスポット。
運がよければ、ビーチでも遭遇するとか?

卵を守るミジンベニハゼ

卵を守るミジンベニハゼ

日高「オープンサイトビーチ」
海の見どころ

オープンサイトビーチは期間限定(3月~9月末まで)のビーチで、地形の起伏もなく、水深も最大約13mという、ビギナーにも優しいポイント。
海に入ると手前にゴロタが広がり、沖の方へ進むにつれ砂地に変わっていく。

ビーチがオープンする3月頃からホンダワラやマメタワラ、アマモなどの海藻林が広がり、スナビクニンなど生き物たちの絶好の隠れ家となっている。

6~7月頃には砂地に絶滅危惧種であるとても珍しい海藻、ホソエガサ(通称:人魚のワイングラス)やウミヒルモなども見られるようになる。

夏~秋には海藻が姿を消し、ネンブツダイの口内保育など生き物たちの生態行動が観察しやすくなる。
季節ごとに移り変わる四季折々の海中の様子を楽しみたい。

海底から太陽に向けて伸びるマメタワラ

海底から太陽に向けて伸びるマメタワラ

BuddyDive的
おすすめコース

漁礁をぐるっと一周りオープンサイトビーチの王道コース

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1.足元を確認しながらエントリー

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エントリー口付近では、ロープや手すりに捕まりながら、しっかり足元を安定させて安全にエントリーを行う。
フィンを履いて歩くのは不自由なので、フィンは手に持ってエントリーし、腰下ぐらいの水深まで行ってからフィンを履くようにしよう。

2.ロープに沿ってまっすぐ進み、チェーンを確認する

BU9C0366

エントリー口の岩からロープが伸びているので、ロープに沿ってまっすぐ進む。
ロープからチェーンに切り替わり、ところどころチェーンが埋もれているので見失わないようにたどると、またチェーンからロープに切り替わる。

▼CHECK

ロープの上で休憩するメバルの姿をちらほら見かけた。とてもリラックスしていて愛らしい。

ロープの上で休憩するカサゴの姿をちらほら見かけた。とてもリラックスしていて愛らしい。

3.ブイを確認

BU9C0255

右手に岩についているブイを確認して、そのままロープに沿って砂地へと進む。

4.ロープ沿いに進む

BU9C0261

岩に沿ってロープがカーブするので、ロープを見失わないように進む。

▼CHECK

クロイシモチの求愛シーン。砂地に点在している小さな根にも生き物達が隠れており、貴重な生態シーンも観察することができた。

クロイシモチの求愛シーンに遭遇。砂地に点在している小さな根にも生き物達が隠れており、貴重な生態シーンも観察することができた。

5.ロープが終わり、魚礁へ

BU9C0269

ロープ沿いにそのまま進むと、ロープの端にたどり着く。
すると、漁礁の南東端が見えるので、そのまま漁礁を外回りに進む。

6.漁礁

BU9C0298

漁礁を確認しながらぐるりと一回りし、もと来たロープをたどって戻る。

▼CHECK

漁礁には鮮やかなアカオビハナダイの群れも混じっている。

漁礁には鮮やかなアカオビハナダイの群れも混じっている。

7.ロープをたどってエキジット

BU9C0341

おすすめコース
ワンポイント・アドバイス

オープンサイトビーチはシシイカなど珍しいイカタコ類の目撃例も多く、ビーチにもミジンベニハゼが登場するなど、見たい生き物がルート外に出現することも少なくない。

また、海藻が覆い茂る季節は、ロープが見づらくなるなど季節による海中風景の変化があり、日によって透明度も異なるため、その日の景色を楽しみながらしっかり記憶するようにし、迷わないように注意しよう。

もし迷ってしまっても浅い方へ向かい、安全を確認してから浮上し、顔を上げればすぐにエキジット口が見えるので慌てないようにしよう。

ビーチには魅力的な生き物たちがたくさん隠れている。
ゆっくり探索して、好きな生き物を好きなだけ観察してみよう。

▼CHECK

根に隠れていたオキナワベニハゼ

根に隠れていたオキナワベニハゼ

(撮影/塩崎仁美)

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