体験ダイビングでいきなりサイパン全開! ~ビギナーにオススメのポイント「オレアイ」~
エントリーした瞬間、目の前に広がる透明度30mのマリアナ―ブルー!
そんな抜群の透明度でストレスフリーのダイビングポイントが「オレアイ」。
しかも、体験ダイビングや初心者ダイバーでも、いきなり潜れるからすごい。
体験ダイビングや初心者向けのポイントというと、水深が浅く、穏やかで、安心して潜れる一方、何本も潜っているダイバーからすると、あまり見どころがないなあ……という場合も少なくありません。
日本で潜るとなると、結構、濁っていて、意外と寒い! なんていう場合もあったりします。
その点、温かくて透明度抜群のマリアナの海なら、体験ダイビングにオススメです。
さらに、今回お世話になった、S2クラブの中丸健太郎さんに、「初心者ダイバーでも気軽に楽しめて、とってもおもしろいポイントに潜りたいです!」という無茶な要望を乗せてリクエストすると、提案されたのが「オレアイ」というボートポイント。
でも、「『オレアイ』、オススメなんだけど、体験ダイビングでも利用しているポイントだから、どうかな〜」とちょっと心配気味。
取材班としても、「体験ダイビングでも使っているポイント……。本当になにもなかったらどうしよう……」と内心思っていたのですが、とりあえず潜らせてもらうことに。
実際潜ってみると、 「ここ、全然おもしろいのですが!! 」と思うほど、見どころが満載のポイントでした!
ストレスフリーの
水温と透明度
まず、 マリアナ全般で共通することですが、なんといっても温かくて透明度が抜群の水中。
エントリーした瞬間、目の前に広がる透明度30mの青い海!
「これがマリアナブルー!」と一気にテンションが上がります。
マリアナは海洋性亜熱帯属性の地域で、年間の気温差が約1℃。
これはギネスブックにも登録されています。
水温はというと、冬の低い時期でも約27℃!
高い時期は30℃ほどまで上がります。
ダイバーにとって、いつ潜っても透明度と水温が高いのは、ストレスフリー。
ストレスなく体験ダイビングや講習ができるのはありがたく、特にマリアナ初体験ダイバーは、浮遊しているだけでとても幸せな気持ちになるはずです。
そこに日が差してきたら、もう、たまりません!
迷路になっている
パラオハマサンゴの群生
次に目に飛び込んできたのが、一面のパラオハマサンゴの群生!
サンゴの群生の間には、白い砂地が道のようにまっすぐ伸びています。
人よりもはるかに大きいサンゴたちは、着底しているときの目線だと巨大な迷路のように見え、中層から見ると不思議な地形を楽しむことができるのです!
これはなかなか見ることができない景色なのではないでしょうか?
カメに大接近!
人気の生物たちも見逃せない
このポイントには、数匹のカメがすみ着いているとのこと。
中丸さんによると、寝床が決まっていて、「この場所に行けばだいたい見られる!」 というリーフがあり、人に慣れていて、近づいても逃げない場合もあるんだとか。
さっそく行ってみると……
1匹いたものの、すぐに泳いでどこかへ行ってしまいました。
あれ?
どうやら人に慣れているカメが、ちょうどいなかったよう。残念。
といはいえ、最終的にこの1ダイブで見られたカメは3匹!
その中の1匹は、水面で息継ぎをして潜ってくるとき、すぐ横を通り過ぎてくれて大接近。
体験ダイバーや初心者でなくとも、間近でカメを見られるとテンションが上がってしまいますよね。
また、カメだけでなく、マリアナを含むミクロネシアの固有種も観察することができます。
ダイバーに人気のクマノミ(アネモネフィッシュ)の仲間では、ダスキーアネモネフィッシュやオレンジフィンアネモネフィッシュが見られます。
クマノミはイソギンチャクにすみ着く生物ですが、中丸さんによると、特にオレンジフィンアネモネフィッシュは、イソギンチャクから結構離れたところまでお散歩するとのこと。
実際に見たオレンジフィンアネモネフィッシュは確かに中層を泳いでいて、「家はどこかな〜?」 というような状態(笑)。
実はこのクマノミですが、指を鳴らすような感じでこすり合わせると、興味を持って近づいてきてくれるのを知っていましたか?
試しに取材班もやってみると……
本当に近寄ってきてくれました!
まるで一緒に遊んでくれているかのようで、とてもかわいらしく、キュンキュンしてしまいました。
もちろんそのクマノミにもよりますが、見つけたらぜひお試しあれ。
そんな見どころが盛りだくさんの「オレアイ」。
こんな海が、体験ダイビングや初心者ダイバーでも楽しめるマリアナのポテンシャル、すごすぎです!
初心者でなくとも、ぜひ一度リクエストしみてはいかがでしょうか?
ちなみに、今回お世話になったS2CLUBでは自社ボートを所持していて、上がったらそのまま道路も走行してしまします。
潜り終わった後は、ウェットスーツでボートに乗った状態のまま、ショップまで戻ることができるのです。
そのまま車道を走るのは、日本では見ることのできない光景でなかなか新鮮。
取材班一同、「この状態で車が隣を走ってる!」と、思わずテンションが上がってしまいましたが、サイパンではよく見る光景。
町の人たちとの温度差に、ハッ……! とさせられるので、注意してください(笑)。
(撮影:菊地聡美)
Supported by S2CLUB
S2CLUB
広々とした清潔感たっぷりの施設があり、ダイビングの練習ができるプールや、宿泊施設も同じ敷地内にあります。周りはとても静かなので、のんびりとした時間を過ごしたい方にもオススメ。また自社ボートも所持しているので、移動も楽々です。
店長の中丸健太郎さんは、いつも明るく笑顔。ちょっと天然な一面もありますが(笑)、水中ではしっかりサポートしてくれます!
本人は、のんびりぼーっとしたダイビングが好きとのことですが、リクエストがあればどこでも行きますよ! とのことです♪
◯NMDOA(北マリアナ諸島ダイビング事業者協会)
◯株式会社キヌガワ cocoloa
◯株式会社タバタ TUSA
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